化学物質過敏症の最大の原因

【イソシアネート、その恐ろしさ】

 

化学物質過敏症、その本当の原因・・・ 【「イソシアネート」が臭わずに隠れていること】  微香性・無香でも苦しいのは、イソシアネートが原因だからです。

 

農薬・合成洗剤・柔軟剤・消臭剤・制汗剤・整髪料・ヘアコンディショナー・芳香剤・家庭用蚊取り・防虫剤・除草剤・・・ などなど、ほとんどすべての家庭用品に、表示なく使用されている「イソシアネート」

 

それがどんなものなのか・・・ じっくり見ていきましょう。

 

「イソシアネート」とは、「イソシアネート類」の総称です。

「合成界面活性剤」と一口に言っても、化学薬品名としては数千種類ある。

それと同じで、イソシアネートにも何千種類の化学薬品名があります。

「イソシアネート」「合成界面活性剤」の共通点は、人・動物・昆虫・草木・微生物・自然界・・・ ありとあらゆるものに極めて有害である、ということです。

 

企業間で化学薬品を取引するときには、「安全データシート」を示すことが定められています。

「安全データシート」は、化学薬品製造企業のホームページにも掲載されていますので、一般の人でも知ることができます(曖昧なデータも多いですが…)

 

「イソシアネート」の安全データシートのほとんどすべてに、WHOで定めた「どくろマーク」が付いています。

「どくろマーク」は、様々な化学薬品の中で最も強い急性毒性があるものです。

 

【「どくろマーク」のついた化学薬品を使用した場合は、その商品にも「どくろマーク」を表示することになっているが、日本企業は、一切そうした表示をしない。罰則規定がないからだ!】

 

【欧米の大企業の中には、『「イソシアネート」を含んでいない』ことをセールスポイントとして商品開発をしている企業もあるが、日本の大企業は、「イソシアネート」の表示義務をしなくて済む制度となるように政府に働きかけ続けている。日本の大企業の隠ぺい体質はこうしたところでも発揮されているのです。】

 

また、安全性を示すランクとして、「区分1」~「区分5」という表示もあります。

「区分1」が最も危険で、少量でも重篤な被害が想定されるものです。

「イソシアネート」の安全データシートの中には、様々な場面で「区分1」の表示があります。

 

様々な化学薬品には、職場で体調不良・健康被害に遭わないように、【作業環境管理(許容)濃度】が定められています。

また、【大気中や居住空間での規制濃度】=【地域環境規制濃度】というものもあります。

 

新築の住宅や学校などで厳しく規制されている「トルエン」の【作業環境管理(許容)濃度】は、20ppm、【大気中や居住空間での規制濃度】は、0.07ppmです。

これに対して、「イソシアネート」の【作業環境管理(許容)濃度】は、0.005ppm。

(アメリカ職業安全衛生協会の管理濃度は、0.001ppm)

イソシアネートは、トルエンより4000倍の厳しい規制を受けているのです。

 

にもかかわらず・・・ なんとおそろしいことか・・・ 日本では、「イソシアネート」の【大気中や居住空間での規制濃度】が定められていないのです。

規制のある諸外国では、【0.00007ppm】という国が多いそうです。

トルエン日本での【大気中や居住空間での規制濃度】は、【0.07ppm】です。

トルエンの1000倍の厳しさです。

 

これを見ただけでも、「イソシアネート」がいかに危険な化学薬品であるかが分かります。

毒性の強さは明白です。

 

「イソシアネート」にはどのような毒性があるのでしょう?

 

柔軟剤に「イソシアネート」が利用されるようになってから、喘息患者が20倍になった、というデータもあります。

特に子どもたちの喘息患者の急増が顕著です。

激しい喉の渇き、吐き気、喘息発作、重い痙攣、気管支喘息、肺気腫、肺炎、呼吸困難・・・ 濃度によっては死に至ることも。

 

そうです。呼吸器への強い毒性があるのです。

【作業環境管理(許容)濃度】は、0.005ppm。

この濃度を超える職場環境では、酸素マスクを着用して作業する指針が出されている。

猛毒と言っていいレベルです。

 

  • 呼吸器はもちろん、皮膚への強いアレルギー性がある。
  • 生殖細胞変異性が強い。奇形の大きな要因になる。次世代に大きな影響を与える。
  • 動物実験から、人への発癌性の可能性がかなり高い。
  • 角膜損傷の虞がある。

 

WHOの判定で、【呼吸器と中枢神経への強い生涯】がある、とされている「イソシアネート」です。

中枢神経障害の初期症状として

「頭痛」「物忘れ」「集中力低下」「錯乱」「混乱」「人格の変化」「躁状態」「鬱状態」「意識消失」などの症状が起こるとしている。

これらの症状が継続すると、いずれ、肺・気管・肝臓などのガンを含めた疾患に繋がっていく。

 

これほど危険な化学薬品なのに・・・ 日本では、生活環境中でのイソシアネート濃度を測定する方法が確立されていない。

イソシアネートは、縦横無尽に化学変化を起こす。酸素に触れると、有害性を維持したまま、次々と微妙に変化した違う種類のイソシアネートになっていく。

密閉空間では検査できても、屋外空間では精密な検査ができない。

専門機関に依頼して濃度測定してもらっても、目的の化学薬品以外は測定できない。

微妙に変化したらその時点で、「NG」つまり「検出しなかった」ということにされてしまう。

1種類の化学薬品測定で10万円以上かかる検査費用、何千種類も検査してもらうことは不可能。

 

しかし、本当は検査方法がある。

環境省も消費者庁も大企業も、本気で検査する気がないだけだ。

 

そんな中、民間団体が、コツコツとこまめに少しずつ環境濃度を調べつづけている。

【特定非営利活動法人 化学物質による大気汚染から健康を守る会】

( 略称;【 V O C 研 】 )

 

VOC研がコツコツと計測した例を挙げてみます。

【作業環境管理(許容)濃度は、0.005ppm】 (アメリカは、0.001ppm

【大気中や居住空間での規制濃度は、日本では定めがないが、諸外国の多くは、0.00007ppm

 

この3つの数値と比較しながら見てくださいね。

0.005ppmを超えたら、酸素マスクが必要な濃度、ということも忘れずに!

(アメリカでは、0.001ppmを超えたら、酸素マスクが必要な濃度)

 

  • 住宅街の中の道路上     ・・・ 0.0016ppm
  • JRの改札口         ・・・ 0.0016ppm
  • 快速電車の中        ・・・ 0.0012ppm
  • 駅近くの歩道(人混み)   ・・・ 0.0008ppm
  • 田圃に囲まれた高台の住宅地 ・・・ 0.0012ppm
  • 除草剤散布後の田圃近く   ・・・ 0.0035ppm
  • 住宅街の自宅玄関前     ・・・ 0.0007ppm

 

ほんの一例です。

忘れてはいけないのは、諸外国の多くの居住環境指針値は、0.00007ppmということです。

このような極々薄い濃度でも、慢性化すると死に至る危険化合物です。

検査者の自宅玄関前でこの指針値の10倍です。すべて近隣家庭の生活用品から揮発しているものです。

多くの人が行きかう駅などで、日常的に、アメリカでの職場環境基準を上回っているのです。

 

また、厚生労働省が定めている、日本の揮発性有機化合物(VOC)の室内環境基準(シックスクール・シックハウス基準)と比較すると、これらの1000分の1 10000分の1の濃度でも危険ということができます。

(「ホルムアルデヒド;0.08ppm」「トルエン;0.07ppm」「パラジクロロベンゼン;0.04ppm」・・・・ これらVOCは、合板・家具・接着剤・塗料・芳香剤・防虫剤・シロアリ駆除剤・床材・壁紙・殺虫剤・防腐剤などに使われている。これらには、VOCと同時にイソシアネートも使われている。)

 

【日本の空気汚染の最大の問題は「イソシアネート」】

ほとんどの研究者が、課題にも問題にもしていないことはさらに大きな問題だ。

 

ほとんどすべての生活用品にイソシアネートが使われている。

しかし、成分表示は一切ない。

表示義務の抜け道が山ほどあるからだ。

⦿ もともと表示義務が課されていない商品(柔軟剤・制汗剤・消臭剤など)

⦿ 全体に占める割合が極少量であれば表示免除(塗料・接着剤など)・・・イソシアネートは、極少量でも危険であることを忘れずに

⦿ 他の成分の原材料である場合、表示する必要がない(香料や防腐剤の原材料にする)

⦿ マイクロカプセルの壁膜に利用されるイソシアネートに表示義務はない。

 

つまり、イソシアネートは、どんな利用のされ方をしても、今の日本では、表示を課する法律がどこにもない、ということです。

 

空気汚染の最大の原因は、イソシアネートを利用したマイクロカプセルにある、と言っていいでしょう。

マイクロカプセルの製造方法はいろいろありますが、ほぼ100%、もれなくイソシアネートを使用します。

☠ 少しの刺激で破裂するマイクロカプセル。

☠ 空気に触れると破裂するマイクロカプセル。

☠ 蒸気や水分に触れると破裂するマイクロカプセル。

☠ 叩くなど物理的刺激で破裂するマイクロカプセル。

☠ 一定の時間が経過すると破裂するマイクロカプセル。

☠ 長時間破裂させずにその状態を維持するマイクロカプセル(塗料・接着剤・ポリウレタンなど)。

☠ その他、目的に合わせて、様々な要件で、いろんな段階で破裂させ、有効化学成分(農薬・芳香成分など)を段階的に撒き散らすことができます。

 

では、どんな商品にどのように利用されているのでしょうか?

例えば、「香り付きティッシュ」や「香り付きトイレットペーパー」

使用前には香り成分の揮発を防止し、使用時にはしっかり揮発するようにする。これこそが、マイクロカプセル利用の最大の目的です。

香り成分が揮発すると同時に、マイクロカプセルのイソシアネートも揮発・浮遊します。

 

柔軟剤の場合は、

① 洗濯機の中では破裂せずマイクロカプセルの形状を維持し、

② 衣類にしっかり付着する、

③ 干している段階では、抗菌剤を包んだマイクロカプセルだけが破裂する。

④ 着用して衣類をはたくと、香料を包んだマイクロカプセルが破裂する。

 

①の形状を維持するためにもイソシアネートが使われる。

②の衣類に付着させるための成分にもイソシアネートが使われる。

③④ともに、しっかりイソシアネートが使われる。

 

柔軟剤ひとつに、少なくとも、4種類以上のイソシアネートが使われているのです。

 

何とも恐ろしい技術です。

 

再度、【VOC研】のイソシアネート濃度測定の様子を見てみましょう。

住宅街は、途切れることなく検出される。

柔軟剤臭のする場所では、濃度が高くなる。

駅のフードコート、ショッピングセンター内、書店内いずれも検出。

高速道路のPAやSA、工業団地内、公園、ゴミ処理場近く、下水処理場近く、河川敷、田圃の周り・・・ イソシアネートが検出されない場所がない。

唯一検出されないのが、検査者の自宅の中(検査者は、イソシアネートが使用されていると思われる商品を使用していない)。ただし、柔軟剤を使用している人たちの集まる場所から帰宅した時は、一時的に検出。

 

田圃の周りでは、近年、これまで体験したことのない高濃度のイソシアネートが日夜途切れなく検出される。

草の枯れ方が以前と変わってきたという。

除草剤を撒いたところだけが、一気に枯れて、はい、終わり・・・ ではなく、撒いていないところも、風の通り道なっているところが、1週間くらいかけて、順番に枯れていく。これが何を意味しているのか!

除草剤の中に、何種類ものマイクロカプセルを使い、すぐに破裂・・揮発を始めるものから、1~2週間かけてゆっくりと破裂・揮発するものを混ぜ合わせている。

1回の除草剤散布で、1~2週間の間、毎日連続散布したのと同じ状況を作り出すことができる。

 

それは私も感じていた。

以前は、除草剤散布をした日を避ければ、畑作業をしていて嫌な空気を吸うことはなかったが、昨年(2018年)と今年(2019年)は、除草剤を散布していない日でも、除草剤成分やイソシアネート成分を感じることが度々あり、夜になっても喉のガラガラが治らず、声が出にくくなることが頻繁にあるのです。

こんな農薬を日常的に散布されたらたまったものではありません。まさしく犯罪! 地下鉄サリン事件と同じではないか・・・ と感じてしまう。

 

ちなみに、イソシアネートを使ったマイクロカプセルの大きさは、直径3ミクロン以下。環境汚染で問題になっている【PM2.5】と同じくらいの大きさです。

通常のマスクでは通過してしまうので意味がありません。

このサイズの分子が通過しないマスクは、そのほとんどすべてに抗菌剤が使われており、その抗菌剤にイソシアネートが使われているので、化学物質過敏症の人にとっては、マスクをすることが、過敏症を悪化・重症化させる大きな原因になります。

 

話は逸れますが、食品やサプリメント、そして消臭剤や制汗剤、さらには防虫剤や除草剤などに記載されている「天然のトウモロコシ成分を使っていますから無害です」というような表示、見たことありませんか?

「デキストリン」と表示されることが多いです。

デキストリン製造には、もれなく「イソシアネート」が使われている、と思って間違いないでしょう。

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