経済成長は幻想

【経済成長は幻想】

日本の人口は、この5年間で700万人減っている。

これは、愛知県の全人口に匹敵する。

人口100万人以下の9つの県(鳥取県・島根県・高知県・徳島県・福井県・山梨県・佐賀県・香川県・秋田県)がすべて消えてしまう人数だ。

今後、人口減少はさらに加速化されていく。

予測では、25年後に1億人を割り、50年後には7,000万人になる。

人口予測は、政府のご都合主義の統計と違って、なかり正確な数字と思われる。

2010年の人口ピーク時(1億2,800万人)と比べて、約45%減となる。半分近くになる。

 

こうした中で経済成長を続けるということは、今後50年の間に、1人当たりの国内消費金額を2倍以上に以上増やせ、ということだ。

国内GDP(国内総生産)を維持するということは、こういうことなのです。

 

誰がどう考えても分かりますよね。

【今以上に無駄なものを買え!】 【もっともっと使い捨てをしろ!】 【大量生産・大量廃棄を拡大させろ!加速させろ!】 【ひとりひとりが、今の2倍以上の消費をしなければ経済成長はあり得ない!】

こういうことなのです。

 

ここまで急激に人口が減少する中で、大企業や新興企業が成長を続け、利益を増やし・内部留保を増やせば、中小企業や小規模事業者の売上利益は、必然的に減っていく。

経済成長を目指せば目指すほど、貧富の拡大がさらに大きくなることは明白なのです。

貧困に追いやられ生活が立ち行かない人を増やしながら、一部の大企業だけが大儲けをする。トータルとして経済成長すればいい、それが現政権の政策なのです。

 

もうひとつ、大幅な人口減少の中で経済成長をさせる方法がある。

それが、戦争。

できる限り、戦場は他国で・武器は自国から!

現政権が、武器輸出3原則を破った大きな理由はここにある。

自衛隊を軍隊にしたい理由もここにある。

自国・他国の多くの国民の目を覆うような多大な犠牲を意にも介さず、独裁を進める現政権と言っていいだろう。

少し考えれば子どもでも分かるようなことを、口八丁手八丁で誤魔化しながら、大企業優遇政策を次から次へとしていく現政権。

今の日本は、まさにこうした局面にあるのです。

 

さらにもうひとつ、経済成長しているように見せる方法がある。

それがマネーゲームだ。

しかし、マネーゲームでの経済成長は未来永劫続くものではない。

既に歴史が何度も証明している。

株価が毎年5%ずつ上がり続けるということが永遠に続くことはない。

現代社会は、世界経済も日本経済も、このマネーゲームたる金融経済に牛耳られている。

実体経済の何十倍もの実体のないマネーが、世界中でうごめきまわっている。

金融経済を制する者が世界を制する。

こんな世界から早く脱皮して欲しいものだ。

マネーゲームに翻弄される社会が、多くの人にとってのしあわせな社会になるはずがないのだから。

 

コロナ騒ぎで誰が儲けたか???

これをしっかり検証すれば、マネーゲームの裏側で何が起こっているのかが見えてくるだろう。

ちなみに、安倍一族を全面的にバックアップしている三井グループの一員である「富士フィルム」の株価は青天井で上がり続けているようだ。

三井グループと深い関係にあるトヨタも、業績不振とは裏腹に、株価は乱高下しながら上がっているという。

 

今、本当にすべきことは、経済成長政策ではなく、規模縮小の中での安定経済政策だ。

安定させるためには、大企業の利益や内部留保金を、国民の隅々にまで再配分する仕組みが必要です。

どれだけ儲けてもいいが、その儲けは再配分されるという制度を作らない限り、安定経済・安定社会を作ることはできない。

再配分が適正になされるようになると、経済成長を目指さない・安定が主目的の「農林漁業」を生業とする人が増える。

これこそが、国全体の安定・安寧の基本だと思う。

しかし、政策を待っていても社会は変わらない。

本気の人が社会を安定させるための実生活をスタートさせるしかない。

そういう人が少しずつ増えてくることで、いずれ、政策として対応せざるを得ない社会風潮が出来上がってくるだろう。

私は、そんな社会を目指して日々の生活を積み重ねていきたいと本気で思っている。

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