ティモンコーヒー
原産地: 東ティモール
製造元: ウインドファーム
豆・粉 各200g
豆 1㎏
東ティモール、標高1.200~1.500 メートルのアイナロ県マウベシ郡の 「マウベシ農業協同組合」(略称 コカマウ COCAMAU)の組合員。マウベシでのコーヒー栽培は1960年頃に始まり、平均1ヘクタール程のコーヒー畑で栽培する小規模な生産者の集まった組合です。雑味が無く、クリーンで、柔らかな苦味と後に長く残る甘みが特徴です。深煎り焙煎にしています。
【ティモンコーヒーの栽培から選別まで】
・森林農法で、自然環境に配慮
木の根元に日光が当たらないよう、シェードツリー(日陰樹)と一緒に植えています。この方法は、多様な樹木が生い茂り 木々の落ち葉が肥料となって森が保たれます。また、コーヒーの実の果肉部分は、堆肥として再利用されて、循環型の農法が実践されています。東ティモールでは、エネルギーの90%は薪に依存しているとされます。そのため、薪の貯蔵方法やかまどを改良することで、薪の利用効率を高める取り組みも進められています。森林農法による循環型農業と、薪などの森林資源の有効活用により、森林が保全されるよう、努力が続けられています。
・収穫は手作業でひと粒ずつ
毎年5月頃にコーヒーの実が赤く色づき始めます。6月になると、コーヒー農民たちは赤く完熟したコーヒーの実だけを、ひと粒ずつ手で丁寧に収穫していきます。収穫に機械を使いません。
・山水を使った精製
果肉と種子であるコーヒー豆を分離させて発酵。24時間じっくりと熟成させます。その後、山から引いた新鮮な水を使い、果肉をきれいに取り除きます。
・太陽の下で天日干し
東ティモールの人々は自国を、日が昇る場所「ロロサエ」と呼びます。ロロサエで太陽の光をふんだんに浴び、約2週間、天日干しをします。
・ハンドピックによる選別
収穫時や収穫後、天日干しの時に選別をします。最後、麻袋に封入する前にも、虫食い豆などの欠陥豆を丁寧に手で選別しています。
気の向くままつぶやき