【LED照明】

低消費&長寿命で“環境に優しい”と人気のLED照明が、目の網膜を傷つけ、失明を引き起こす可能性があるとの調査結果が発表された。

これまでの照明と比べ、消費電力が85%少ないうえ寿命は約10年間と長く、ここ数年で瞬く間に普及したLED照明。

今年4月には、大手家電メーカーPHILLIPSが、LED照明のセールスが昨年と比べて38%もアップしたことを発表した。

そんなLED照明だが、スペイン・コンプルテンセ大学のCelia Sánchez-Ramos氏がおこなった調査によると、同電球から放たれる高エネルギーな青と紫の可視光線の短波は、網膜にダメージを与えることがわかったとか。

近頃では、携帯電話やテレビ、コンピューターのモニターなどにもLEDが使われることを受け、Sánchez-Ramos氏は、「子どもの頃から学校の課題などで電子機器を利用する機会が増えているため、(LED照明による)目へのダメージは加速するだろう」とコメント。

同氏によれば、「モノを見るために光が必要なのであり、人間の目は、元来光を直接見つめるようにはデザインされていない」のだという。

LED照明の目への影響に関する問題が取りざたされるのはこれが初めてではなく、専門家らは、有害な光をカットするフィルターが備わった照明の開発を進めているそうだ。

 

 

東京女子医科大学教授の大塚邦明氏の著書『「もっと時計を見る」と健康になる』(マキノ出版)という本。

その中に「LED照明はブルーライト(青色光)を多く含んでいて、その光を夜に浴びると、メラトニンというホルモンの分泌が抑制され、生体リズムが狂ってしまい、不眠などの原因となる可能性がある」と書かれていました。

 

 

CIE(国際照明委員会)では、光源によって人体に発生する障害を 10 種類ほどにまとめています。

いくつかを上げると、

※  皮膚と目の角・結膜に対する急性の傷害

※  近紫外放射による水晶体への傷害

※  青色光網膜傷害

※  網膜に対する熱的傷害

※  皮膚の熱的傷害       などがあります。

照明器具だけでなく、『パソコン』『スマホ』も、要注意!!!

特に就寝前にパソコン、スマホを長時間使用することは絶対避けよう!!!