酵母エキス

『酵母エキス』とは、「酵母の有用な成分を自己消化や酵素、熱水などの処理を行うことにより抽出されたエキスのことである。」(なんのこっちゃ? というかんじですね!)

主成分としてアミノ酸核酸関連物質、ミネラル、ビタミン類を含み調味料や微生物の培地などに用いられる。現在の食品と食品添加物との分類では、酵母エキスは食品添加物ではなく醤油や昆布エキスなどと同様に食品に分類されている。

「酵母エキス」という自然には存在しないもの

自然食品店に売っている加工食品も、近頃では豊富になって、カレールウだけでなく、レトルトカレーもあるし、お総菜、冷凍食品・インスタントラーメンだってあります。

いちおう食品添加物、たとえば、保存料・着色料・増粘多糖類・蛋白加水分解物・化学調味料などは使われていません。ところが、どういうわけか、そのほとんどに、「酵母エキス」というものが使われています。

私はいつの頃からか、たとえばインスタントラーメンの中でも、もっともいろいろな物が入っていないのに、かなりの完成度であると思っているオーサワジャパンのインスタントラーメンを頂いたあとに、何か口の中にいやな後味が残って、食べなければよかったと感じるようになりました。

一体これはなんのせいだろうと、最初は分からなかったのですが、レトルトカレーども同じ後味を感じたり、インスタント味噌汁でも……といううちに、共通しているものは「酵母エキスだ!」ということが分かったのです。それは、昔、添加物まみれのカップラーメンなどを頂いたときと同じ後味です。

そこでいろいろ調べていくうちに、「酵母エキス」の問題点が分かってきました。

いちばんの問題点は、こんなものを食べていたら、大切な味覚を失ってしまうこと。

季節の自然の野菜には、得も言われぬ甘みや苦み・酸味などがあるのです。

それを、ほんの少しの海塩で引き出した時のおいしさは、格別。

この繊細な味覚を失いたくないと思ったら、他の人びとにもそのことをお伝えして、「酵母エキス」をやめようと言わずにはいられなくなりました。

酵母エキスの正体とは?

化学調味料というダーティーなイメージを誤魔化し消すために食品業界が考えだした『酵母エキス』という調味料がありますが、これは既説の味の素とどう考えても同様の化学処理をしているのに『食品添加物』ではなく『食品』の表示が許されている恐ろしい商品です。

そして、最悪のアレルギーの原因物質です。

その製造方法とは???(化学調味料と、どの様な差異がるのか? まったく不明の商品)

酵母エキスの実態・・・遺伝子組み換え酵母利用の調味料

その酵母エキスの原料は、現在では、ビール酵母以外の酵母からこの酵母エキスを作っています。

酵母エキスの製造過程を考察しますと、グルタミン酸生成菌と同様に明らかに遺伝子操作をしていることが分かります。

最初に、細胞膜の構造・機能を傷害する薬剤に対し耐性を有し、菌体内にグルタミン酸を蓄積する能力が向上した酵母を培養するのですが、これまでは酵母エキスは主に、ビール酵母などを使っていましたが、酵母エキス製造を目的とした酵母を開発されています。

理由は、酵母エキスの製造には一般にビール酵母やパン酵母、トルラ属酵母等が利用されており、ビール醸造で副生するビール酵母を用いる場合では、エキス製造だけを目的とした酵母ではないので、不快な臭いや、旨味が足りない等の点が指摘されていました。

そこで、それを解消する目的で遺伝子組み換え操作が行われました。

酵母の遺伝子操作には、エチルメタンスルホン酸、リン酸緩衝液、N-メチル-N-ニトロ-N-ニトロソグアニジン、ソルビトール溶液などの化学物質を使っています。

培養は多くの培養液を使って数回行い、薬剤耐性を有しグルタミン酸を多く作り出す酵母を遺伝子操作して作り出したのです。この酵母が、吐き出したグルタミン酸に、水酸化ナトリウムを反応させグルタミン酸ナトリウムにしたのが酵母エキスという(日本政府は、酵母エキスを化学調味料とは呼ばない)調味料です。

しかし、酵母エキスはグルタミン酸ナトリウムと同じく、酵母という微生物を使い化学的に生成した調味料ですから、われわれ消費者から見ると、食品添加物に指定すべきと考えるのですが、なぜか、日本では、単なる『食品』扱いになっています。

 

■問題なのは、酵母エキス製造の最終工程で抽出されたエキスは、不溶性物質を分離した後、濃縮、殺菌工程を経て製品化されます。その後、濃縮、殺菌工程を経て製品化されます。しかし、不溶性物質を100%分離することが、困難なため細菌・微生物が原因のイーストコネクション(=アレルギー)が 起きます!

 

★現在、腸の中や皮膚に増えた『カンジダ』等の酵母の仲間に“アレルギー”を起こす人が増えています。

同時に、パンやビールに使われるイースト(ビール酵母:サッカロミセス)に“アレルギー”を起こす人も増えています。

 

酵母エキスの原材料は、遺伝子組み換えの酵母でその酵母に炭素系のサトウキビの粕と窒素系のアンモニア化合物を餌として与え体内に目的のアミノ酸などを合成させ、それにビール酵母(パン酵母や トルラ酵母)を別途用意し、そのビール酵母を薬などで殺して、その殺したビール酵母の死骸が消化酵素としてはたらくので、その性質を利用し、目的のアミノ酸合成が完了した遺伝子組み換え酵母と混ぜて、その消化作用で遺伝子組み換え酵母を殺し、体内のアミノ酸などを体の外に出さして、、それを酵素、酸などで加水分解したりすることによって抽出したエキスです。

この「酵母エキス」は、アミノ酸(昆布のうまみ)、核酸(カツオのうまみ、シイタケのうまみなど)などが含まれており、調味料として使用しますが、ビール酵母の死骸やAの体内で合成された目的物以外の不純物のとの精製に100%除去できない問題があるのです。原料の酵母はアミノ酸を合成する目的だけに遺伝子を組み換えた酵母菌であり、それから取り出した酵母エキスは化学合成なのに、何故か、食品扱いです。

化学調味料不使用と表示した『あざとい食品』にはグルタミン酸Na、イノシン酸Naなどの『うまみ調味料』は使われていませんが、それに代えて、『食品』と表示出来る『たん白加水分解物 や 酵母エキス』を使っているだけです。

そして、あざとい食品会社は何も、わざわざ、自社の食品に『化学調味料不使用』を謳う必要はないのに、敢えて『不使用』というキャッチコピーを謳うかと言うと、私たち消費者の食品や食品添加物の基礎知識が希薄な事を知っているので、それを逆手に取ったあざといと言うより『悪どい商法』をやっているわけです。

食品アレルギーの1つでイーストコネクション(イースト症候群)と呼ばれる症状が酵母エキスを食べると発症するという事実がある

【化学調味料】=【うま味調味料】≒【アミノ酸等】≒【酵母エキス】

アレルギー体質に人に絶対避けて欲しいものとして、

≪アミノ酸等(調味料等)≫ ≪酵母エキス≫ ≪乳化剤≫ ≪香料≫

これらは、数多くの様々な化学薬品を駆使して作られている。

これらをすべて避けることで、アレルギー体質から解放される確率が格段に上がるのです。