≪医者にも薬にも頼らない生き方≫第8巻 後編

≪医者にも薬にも頼らない生き方≫⦅12回連続セミナー 第8巻 後編⦆

【自然な衣服】【合成洗剤】

講演内容抜粋 杉浦雑記
 「麻」にもいろいろある。

日本古来・本来の「麻」は、【大麻】のこと。

中国では、“胡麻”のことを「アサ」と呼んでいたのでは?

胡麻と区分するために、【大麻】と呼んだのでは?

大麻は、背丈が3メートルくらい。

日本では悪いイメージがあるが・・・ (栽培は免許制)

様々な生活用品の材料として、太古の時代から使われてきた。

 

「茎を鍋で煮る」⇒「日陰干し」⇒「皮を剥ぐ」⇒「裂いて糸状にする」 様々な生活用品になる。(天まで届けとの想いを持って撚っていく)・・・【日本の長繊維をつなぐ文化】

 

和紙の場合は、「大麻」を細かく刻んで、木槌で叩いて、煮る。

「観賞用おくら」や「とろろあおい」を糊剤として混ぜ、和紙作りをする。(現在は、ほとんどすべて化学糊使用のため、重度の化学物質過敏症の人はその紙さえ触れない)

 

日本は、麻国家だった。

麻製品の輸出も盛んだった。

 

大麻は、もともと全国各地の鉱脈地帯に自生していた。

重金属を無害化し、土地・土を無害化する役目を果たしていたと考えられる。

≪麻は、神に通じる大自然の象徴≫

神主の衣装、お祓いの紙、供え物の敷紙、しめ縄・・・ 神社・仏閣に関するものの多くは麻製品。

産着も、本来は麻製品だった。

 

“蚊や”も元々は麻製だった。

「雷が鳴ったら蚊やに入れ!」は、麻にアースの役目があり感電しないことが分かっていたから。(これは、自然繊維の特徴)

また、蚊帳の中は、蚊帳の外より常に少し涼しい。

 

静電気のダメージは、想像以上に大きい。帯電の悪影響!

最も多い現象が「尿道炎」「血糖値の上昇」

自然繊維を身に付けることで、かなり解消される。

 

“安さ”と“デザイン性”・・・ただそれだけでいいのか?

≪衣類を洗うとき≫

【合成洗剤は論外!】

界面活性剤とは、水と油を親和させるもの(なじませるもの)

水となじませることで、油と汚れを一緒に取る。これが洗濯。

水と油を親和させることを『乳化』という。

『乳化剤』とは、界面活性剤のこと!

食べ物や化粧品に使う場合は、『乳化剤』と呼ぶ。

「大豆レシチン」=「乳化剤」=「合成洗剤」

 

界面活性剤には、“合成”と“自然”がある。

【合成界面活性剤】の殺菌力は、想像を絶するものがある。

(殺菌された水は飲まないほうがいい!)

(殺菌された食べ物は、食べないほうがいい!)

 

身体に棲みついている微生物・菌が、紫外線の悪影響を防いでくれている。

殺菌好きの人は、紫外線の影響を受けやすい。

だからUVカットクリームを使う?

UVクリームは、超殺菌剤!

最近は、“ナノテクノロジー”なる商品も・・・

これは、皮膚を守る微生物を根こそぎ殺していくもの!危険極まりない!

 

あまり洗わなければ、丈夫な皮膚になっていく。

ひと手間・ふた手間かけて皮膚が苦しくなるのは、本末転倒。

 

【弱酸性】???

皮膚は、弱酸性に保たれるようになっている。そこに弱酸性の保湿剤を塗れば、弱酸性を自ら維持する力が衰える。

弱酸性製品が、皮膚を弱めることになる。

自然の石けんは、弱アルカリ性。弱アルカリ性を使うから、皮膚が、自らバランスを整える力が働く。

 

酸性水の殺菌力は抜群 ・・・ 合成界面活性剤と使うのと同じこと!

市販の合成洗剤で、白さが際立つ理由は「蛍光増白剤」

蛍光増白剤は、完全なる発ガン物質!

日本以外の多くの国では使用禁止になっている。

白い衣類は、本来、洗えば洗うほど生成になっていくもの!

一度、蛍光増白剤で洗うと、何度すすぎをしても、取れない!

【合成洗剤の残留濃度テスト】

1回洗濯 ・・・  10.2ppm

10回洗濯 ・・・  36.5ppm

50回洗濯 ・・・ 145.6ppm

100回洗濯 ・・・ 352.4ppm

洗濯をすればするほど、合成洗剤成分が重ねられていくことがよくわかる。(これは、柔軟剤も同じ)

 

こうした衣類を毎日身に付けていれば、合成洗剤がどんどん皮膚から浸透していく。

 

食器洗い洗剤も同じ!

合成界面活性剤濃度が高ければ高いほど泡切れがよくなる。

最近は40%超のものが増えている。

何度洗っても、合成界面活性剤は食器に残留する。洗えば洗うほど、残留濃度が高くなり、食事のたびに合成界面活性剤を食べることになる。

 

歯磨き剤も同じ。

(合成界面活性剤濃度3%くらいのものが多い)

食器洗い洗剤を、10倍に薄めて味をつけたもの、それが歯磨き剤です。

口の中の常在菌は全滅します。(フッ素はもっと危険な化学薬品!)

 

合成界面活性剤使い過ぎ文化!

最も大きな影響は、『精子の減少』

コンドームの内側に合成界面活性剤が塗られている。

万が一破れていても、きちんと避妊できるようにするために。

 

【経皮毒】 合成界面活性剤の吸収倍率

腕の内側を 1 とすると、

頭=3.5   脇の下=3.6   あご=13

背中=17  性器=42

 

背中にブツブツのできる人の多くは、シャンプーが背中に流れたことが原因。

 

【オスンソープ】・・・苛性ソーダを使わない、完全なる自然石鹸。

 

『タンパク分解酵素入り商品』・・・皮膚のたん白質も分解して皮膚の損傷がひどくなる。一見、ツルツルとキレイに見えるから一層恐ろしい。

 

【柔軟剤】どうしてこんなものを使うのか?

問い合わせをしたら、

「原材料のニオイを消すためには使わざるを得ない」とのこと。

(いったい、どんな原材料を使っているのか?)

化学物質の異臭を消すには、人工香料(化学香料)がどうしても必要になる。

部屋干しした時にニオイを消すため!

消費者の要望。

 

柔軟剤が原因で、エレベーターの中で、失神する人が現実に現れている。

 

動物性食文化 ・・・ 体臭が出やすい。

植物性食文化 ・・・ 体臭が出にくい。

 

『口紅』に使われる乳化剤は、合成界面活性剤です。

あなたは、1年間で何本食べているのでしょう?

なくてもいいものなのでは?

 

口紅以外にも、なくてもいいもの、ものすごくたくさんあるのでは?

読んで欲しい本

「大麻ヒストリー」武田邦彦 著

光文社新書

「ヘンプ読本」  赤星栄志 著

築地書館

 

この2冊を読むだけで、大麻のすごさがわかると思います。

【大麻は麻薬ではない】この事実も理解できると思います。

ここでも、世間の常識がいかにいい加減なものなのかが理解できます。

 

五箇山和紙の一部のメーカーは、化学糊ではなく、「観賞用おくら」を糊剤として使っている。化学薬品ゼロ、そういう和紙の復活を望みます。(この五箇山和紙は、大麻ではなく、楮(こうぞ)を使っています)

 

日本の風土を無害化・浄化しながら、衣食住すべての生活用品の材料になる。

しかも、農薬・化学肥料を使う必要なく

毎年すくすくと育つ。

太古の昔から日本の大切な農作物だった。

 

これ以上ない循環型社会に役立つ農作物が、なぜ、「悪者になってしまったのか?」

大麻の歴史をひも解くと、政治の嫌らしさが嫌というほど見えてきます。

 

タバコの何十分の一も害がない!

常習性も凶暴性も幻覚症状もない。

研究したすべての学者の共通の答えです。

 

大麻を見直し、有効利用していきましょう。

【合成洗剤のマウスの実験】

皮膚に1滴、垂らして・・ 翌日解剖してみると・・・

100%のマウスで、脳・肝臓・子宮などに、合成洗剤成分がしっかり入り込んでいる。

合成洗剤の浸透性の高さには驚くべきものがある。

 

合成洗剤の主成分は『合成界面活性剤』

石けんの主成分は『脂肪酸ナトリウム』

似て非なるものなり!

完全なる別物です。

でも、法律上は、洗浄剤として同じ括りになっている。

 

超殺菌剤である「UVカットクリーム」にも、もれなく乳化剤が入っている。

殺菌剤のダブルパンチ・トリプルパンチです。

みなさんのまわりで、日焼けで皮膚がんになった、という人いますか?

何をかいわんや・・・

お肌のお手入れが仇となり・・・

世間での常識的なお肌のお手入れは、皮膚をどんどん弱くします。

きれいなお肌を維持したかったら、世間の常識ではなく、自然界の常識を意識しましょう。

 

『弱酸性に何のメリットもない! あるのは、デメリットばかりです』

肌を荒れさせるために使っている、と考えるべきです。

皮膚を清潔に保つために“強酸性水”を塗る。まだそんなことをしている人がいます。命まで縮めることになる行為です。

 

蛍光増白剤をマウスの皮膚に塗ると、その多くが1週間くらいで死んでいきます。

世間の人々は、このことを知った上で使っているのだろうか?

蛍光増白剤は、この日本でさえもベビー用品には禁止されているものです。

でも・・・ 合成洗剤で洗濯したら・・・

危険だから禁止されているものを、わざわざ、自ら購入して我が子に塗り付ける。

知らぬにも限度がある。

親になる資格なし! とさえ感じてしまいます。

 

左の「合成洗剤の残留濃度テスト」は、毎回きちんとすすぎをした結果ですよ!

どれだけすすぎをしても、残留濃度はどんどん高くなっていく。これが合成洗剤と柔軟剤なんです。

柔軟剤入りで何度も洗った衣類、どれだけ天然石けんで洗い続けても、ニオイが取れない! このテスト結果を見ると納得できるのでは?

この結果だけからでも、いかに危険な化学薬品が使用されているか、想像できるのでは?

 

合成洗剤は、人にとって本来必要な様々な菌を壊滅状態にする。使えば使うほど人の身体を弱らせる。病気をしやすい身体にしていく。

これは、誰が何と言おうと、紛れもない事実なのです。

 

結婚してしばらくの間、子供をつくらないようにしている人で、その後そのまま子供ができなくなってしまう人がたくさんいます。合成界面活性剤が体内に蓄積されていることが大きな原因と考えられます。

これまでの説明を見れば、当然すぎるくらい当然! ということ、わかりますよね。

 

できるだけ何もしない! どうしてもしたかったら、とことん自然なものを使う。

“自然派”は、“自然”ではない!

製造工程で化学薬品を使った段階で、“自然”とは言えなくなる。

食べ物も同様です。

 

合成洗剤の原材料のニオイ

正常な人間であっても、特異な人間であっても耐えられないニオイだという。

 

かつての同僚が、一時期、石油公団に出向していた。

「知ってるか? 合成洗剤の原材料に、石油の廃棄物が使われているんだぞ!処理に膨大な費用がかかる廃棄物を貰い受けて、ぼろ儲け!」20年以上前の話です。

この廃棄物のニオイが少しでも残っていたら商品にはなりません。消し去ることのできないニオイなので、強いニオイを被せるしか方法はない! 化学薬品のダブルパンチです。分かりますよね!

 

皮膚に殺菌剤を使えば使うほど、体臭が出やすくなる。

食品添加物を食べれば食べるほど、体臭が出やすくなる。

自然なものを使い、自然なものを食べていれば、体臭も自然なものになる。

体臭で倒れる人はいませんが、柔軟剤の香りで倒れる人が急増しています。

合成洗剤にも同様の香料が使われています。

 

次回は、531日(日)午後130分~ 第9巻 前編です

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『合成洗剤』は、洗濯・食器洗い・身体洗い・シャンプー・お掃除用品だけの問題ではない。

『合成洗剤と繊維製品』 『合成洗剤と食品添加物』 『合成洗剤と農薬』 『合成洗剤と医薬品(予防接種薬も含む) いずれも、切っても切れない関係にある。

あらゆるものに合成洗剤が使われている。もう一度言います。『乳化剤』は『合成洗剤』です。

それが今の日本の現状であること、しっかり認識してくださいね