「あまざけ」「玄米あまざけ」

日本でただ一つ!自然栽培米+天然菌で作られています!

「体を芯から温めてくれるあまざけ」、冬が旬? 思われがちですが、じつは夏が旬の飲み物なのです。

古くは平安時代の貴族が真夏に冷やして飲み、『万葉集』では夏の季語としてあまざけを使った歌が詠まれました。

「江戸京坂では夏になると、街に甘酒売りが多く出てきて甘酒を売っている。一杯四文である。」

江戸の生活様式を漫画風に描き、説明を加えた古文書『守貞漫稿(もりさだまんこう)』からの抜粋です。江戸時代の夏は、暑さによる体力低下などで、一年中で亡くなる人の多い季節だったようです。そのため、滋養供給を目的に栄養たっぷりのあまざけを飲み、夏の風物詩かつ必需品として人気が高まったとも言われています。

さすが発酵食品。主食であるお米からできるあまざけの影響は大きく、日本人の生活にお米が切り離せないことを物語っていますね。

[原材料] 自然栽培米、米麹
[内容量]250g
[製造元・生産地] マルカワみそ 福井県越前市

「あまざけ」「玄米あまざけ」ともに、砂糖は一切使っていません。

蔵付き麹菌でお米を糖化させただけのもので、100%自然の甘みです。

大好評の「あまざけ」に「玄米あまざけ」が仲間入り

amazake 白米の「あまざけ」と比べて濃厚な味と風味が特徴です。

 米の舌触りが苦手という方でも飲みやすいように、クリームタイプになっています。

 のど越しがとても滑らか。

 温めても冷やしても、そしてお菓子作りにも、さらにはいろんな調味料や料理に活用できる天然甘味飲料です。

失われた技術

kouji天然麹菌あまざけは、肥料も農薬も一切使わないで育てられた自然栽培のお米を原料に、天然菌によって発酵した、日本でおそらく唯一のあまざけです。
発酵食品は微生物の働きによって造られます。そして、酒、味噌、醤油や酢を造るときに最初に働くのが麹菌というカビの仲間です。

その麹菌を使うときに、麹菌の状態の良し悪しを、匠たちはあまざけを造り味をみて判断していました。

昔から、この麹菌は酒蔵や味噌蔵に棲みついた空気中の麹菌が使われてきました。

ところが戦後しばらくして蔵に棲みついた菌を使う技術は、いつの間にか使われなくなり、ほとんどの蔵元が麹菌をバイオメーカーから購入するようになったのです。

品質が安定していて便利だったのですが、これにより蔵に棲みついた天然の麹菌を活用する技術が失われました。

市販の甘酒は、天然・自然の甘み・自然の風味がないので、酒粕などに砂糖を混ぜて作られるのです。

記憶のかけらをたどる……

マルカワみそで自家採種された麹菌が付着した豆麹

「何とか復活できないものか?」「自然栽培のお米と天然菌で作った『あまざけ』は本当においしいのではないだろうか?」

全国の蔵元を当たって、蔵つきの麹菌を使った発酵醸造に取り組んでくださる方を探してきました。

しかし、「天然菌が蔵に入りこんだら他の樽に影響を与えてしまう!」と、この取り組みに応えてくれる蔵元はありませんでした……。

そんな中、福井県越前市、マルカワみその河崎社長が私達の呼びかけに応じてくださいました。会長の河崎宇右衛門さんが、かろうじて、かつての技術を記憶されていたのです!

その記憶をたどって蔵付き麹菌による発酵醸造が復活しました!!

早速麹菌をつけ、あまざけを飲んだところ、口の中に広がる深く、やさしい味わい……。一同顔を見合わせる仕上がりでした。

味噌蔵に棲む多種多用な菌の働きで、独特の色合いをしているあまざけ。

市販の物に比べ黄色く見えますが、しっかりと発酵段階を踏んでいる証拠です。

やさしい甘みと風味をご賞味ください。

あまざけが喉をぬけ、余韻を楽しんでいる時、夏の暑さはすっかり忘れられていることでしょう。

 

蔵つきの天然麹菌と自然栽培米で仕込んだ甘酒。砂糖を一切使わないやさしい味わいが楽しめます。

お水と1:1の割合で薄めてお召し上がりください。

料理やお菓子づくりにもオススメです。
とにかくこの“ 甘酒”、万能調味料なんです。
例えば、カンタンでおいしいスープが飲みたい時、好きなお野菜を煮て、甘酒を適量加え、塩で味を整えるだけ。
これだけでとってもおいしいスープが作れちゃう、私の定番料理なのです。
炒め物なんかにも、お酒やみりん、お砂糖の代わりに甘酒を入れるだけ。
マルカワみその河崎社長さんに教えていただいたオススメの使い方です。

■原材料:自然栽培米
■賞味期限:6ヶ月

自然栽培玄米の甘酒と豆乳のアイスクリーム

材料
・自然栽培豆乳 350g
・自然栽培甘酒 1袋(250g)
・粗糖 140g(もしくはメープルシロップ)
・自然栽培菜種油 150g
・自然栽培葛粉 大さじ1.5

作り方
1、 葛粉は豆乳で溶いておきます
2、豆乳と砂糖、豆乳で溶いた葛粉を鍋に入れ、弱火にかけます。ゴムへらで混ぜながら、沸騰してとろみがついたら菜種油を入れ、またよく混ぜます。
3、 ②をボールに入れ、氷水で冷やします
4、 ③に玄米甘酒を入れ混ぜます
5、 ④を冷蔵庫に入れ、30分~1時間位おきに
3~5回位ホイッパーでかき混ぜます
6、 ねっとりしてきたら出来上がりです

MEMO
上から甘酒をかけても美味です