TAKEFU お手入れ方法

綿の栽培には化学肥料、除草剤、殺虫剤、枯葉剤と大量の化学農薬が使われています。化学農薬は自然環境を傷め、そこで働く人々の健康を損ねます。

竹は農薬や肥料など使用しなくても自らの生命力だけで強く成長していきます。その竹から取り出した繊維(竹繊維)で作られる衣料品は、地球環境と、それを使う人たちのことを考え生産されています。

この竹布をお買い上げいただくことは、農薬を使わない繊維を普及させ、かけがえのない地球を守ることにつながっていきます。

ご理解いただきたいこと
防縮加工などの化学処理がされていませんので、洗濯後、縮みや歪みが起きることがあります。

竹布の乾かし方

 

『パンッ』と空気を含ませパイルを立たせる
竹布は柔らかい風合いが特徴。干す前にかる~く振ってと空気を含ませてあげるとパイルが立ち上がり、ふんわり肌触りよく仕上がります。

 

形を整えて干す
吸水性の良い竹繊維は乾かすときに縮みやすいので、伸ばすように形をととのえて干してください。

 

風通しの良い日陰干し
竹は乾燥を嫌います。風通しの良い日陰で干していただければ竹が喜びます。

 

乾燥機はNG!
乾燥機の熱風は竹繊維に負担がかかります。乾燥機のご使用はお避けください。
糸がほつれたら・・・根元からカットでOK、耳がほつれたら、ミシンをかけて
洗濯時などにパイルを引っ掛けてしまった場合は、乾かした後にハサミで伸びた パイルを根元から切ってください。ここからパイルが抜ける心配はないのでご安心ください。耳などがほつれた場合は面倒でもミシンをかけると進行がストップします! 耳を引っ張りながらかけるのがコツです。
竹布の洗い方

 

洗濯は毎日しなくても大丈夫
竹は抗菌効果があるため、毎日洗濯しなくても衛生的にお使いいただけます。

 

弱アルカリ性洗剤が適しています(最も適しているのは天然石けん)
竹は酸性の植物。アルカリ性に弱い性質を持っています。強いアルカリ性洗剤で洗うと竹繊維を痛めてしまうので、弱アルカリ性の洗剤を選んでください。

 

漂白剤、蛍光増白剤入りの洗剤はNG!
これも、竹繊維を弱めてしまいますので、漂白剤、蛍光増白剤の入っていない洗剤をお使いください。

 

水道水に含まれる塩素によるダメージ
水道水に含まれる塩素により色が変わることがあります。浸け置かず、脱水後はすぐに干してください。

 

柔軟剤の必要はありません
竹布は抜群の吸水性と柔らかな肌触りが特徴。しかし、油が主原料の柔軟材を使うと吸水性がダウンしてしまいます。

 

洗濯ネットに入れて
デリケートな竹布は手洗いがベスト。もし洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットをご使用ください。

 

ホックやファスナーとは別にして洗濯
竹布のパイルにひっかかりやすいホックやファスナーなどのついた衣類とは一緒に洗わないでください。

 

竹繊維は濡れたときに弱くなるから、洗濯のときに強く引っ張ったり、強くしぼったりせずに優しく扱いましょう。