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化学物質過敏症

≪化学物質過敏症≫

今から40年ほど前、「花粉症」なるものが一部の人たちで認知されるようになった。

今から30年ほど前、身近にポツポツと「花粉症」なる人が現れ出した。

今から20年ほど前、花粉症の人が、日本中で一気に溢れかえるようになった。

今では、2人に1人が何らかのアレルギーを持っている、と言われている。

 

今、【化学物質過敏症】が、花粉症と全く同じ道を歩もうとしている。私にははっきりと見えます。

10年後・20年後、化学物質過敏症の人が激増する。ほぼ間違いないです。

 

化学物質過敏症は、正式に疾病登録されたが、多くの医師はほとんど理解していない。

「うつ」「統合失調症」「自律神経失調症」「更年期障害」等々にされて、投薬治療されてしまう。

化学物質過敏症の人にとって、投薬治療は最悪の悪化の道をたどります。

化学薬品の塊である医薬品を身体に入れるのですから、当たり前すぎるくらい当然のことです。

また、合成洗剤、柔軟剤、消臭剤、芳香剤、抗菌剤、蚊取りグッズ、防水グッズなどは、発症の引き金になりやすい。このことも、ほとんど医師は知らない。

 

そんな中、今年に入って、にんぽう倶楽部でも、化学物質過敏症の人からのご相談が少し増えています。

今年に入って2件、「ナチュラルハーモニーさん(ハーモニック・トラスト)の自然栽培野菜セットでさえも症状が出てしまう。にんぽう倶楽部の野菜を分けてもらえないか?」という問い合わせがありました。

いずれの方も、ほとんど外出できず、安心して食べられるものがほとんどない、というのが実情です。

印刷物もインクの臭いが耐えられない、ネット検索も電磁波過敏症を併発してできない。体調の良い時を見計らってできるだけ迅速に調べて問い合わせをする、またはご家族に調べてもらう、という生活を送っているようです。

ここで、先におことわりしておきます。

私が知る限り、ハーモニック・トラストさんの自然栽培野菜セットは、質・味・栽培履歴の確実さ、どれをとっても、日本で最高峰! 私はそう思っています。

ハーモニック・トラストさんの野菜でも苦しい場合は、現状では、個人的に直接、農家さんに栽培方法を指定して育ててもらう以外に方法はないと思います。または、可能であれば、自ら自給自足に近い生活に向かう。

こうしたことをご理解いただいた上で・・・

では、なぜ? ハーモニック・トラストさんの野菜でも症状が出てしまうのか?

理由はふたつ考えられます。

ひとつは、「F1種の種を使って育てられた自然栽培野菜」

もうひとつは、「マルチ(草避けシート)を使って育てられた自然栽培野菜」

 

にんぽう倶楽部で販売しているナチュラルハーモニーさんの野菜は、「F1種」は厳格に避けてもらっています。

「マルチ使用」のものは入荷してきます。

これを避けると、ほとんど入荷できる野菜はありません。

しかし、にんぽう倶楽部で栽培している野菜は、「F1種」は一切使用せず、「マルチ」も一切使用していません。

にんぽう倶楽部の野菜なら“大丈夫”ということは、原因で考えられることはこの2点に絞られます。

残念ながら、今、日本で、私の方法をとって農業で生計を立てることは至難の業です。100人中うまくいって1人くらいでしょう。私も、農業で生計を立てるには程遠い状態です。

 

ただ、今後の化学物質過敏症の激増を考えると・・・

私のような方法で、生計を立てられる人が増えていかないと、若年層から高齢者まで、どこを探しても食べられないものだらけになってしまいます。

花粉症のように、薬で一時的に症状を抑える、ということもできません。逆に症状が悪化してしまうのですから。

「こういう生活をすれば大丈夫ですよ!」というものをきちんと用意できる体制を整えていかないといけない。

 

にんぽう倶楽部の畑は、ここ数年、かなり荒らしてしまいました。

夏前くらいから、来年以降本格的に再開できるように、畑の整備を進めています。スタートできそうなところまで進んできました。ただ、一度荒らしてしまった畑は、数年間は種を蒔いてみないと出来具合が分かりません。とはいうものの、その中で育ってくれたものは、おそらく重度の化学物質過敏症の人でも“ほぼ大丈夫”と言えるものになると思います。

大量生産はできませんが、基本を整えていくことはできると思います。

この基本に沿って、ひとりでも多くの人に、家庭菜園レベルで構わないので、重度の化学物質過敏症の人でも食べることのできる野菜栽培を継続して欲しいと心から願っています。

その輪が広まれば・・・ 塵も積もれば山となる・・・ 困っている人が身近に現れたら・・・ 「この野菜だったらどうでしょう?」と言って試してもらうことができる。

こうした野菜栽培をする人が全国のあちらこちらに点在し、少しずつ増えていく世の中、素敵だと思いませんか?

そうした人たちの中から、ひとり、そしてまたひとり、と、専業に移行していく人が現れる。

未来を見据えた本気の活動、一歩・二歩、ともに歩みませんか!

 

一番のメリットは、誰よりも美味しい野菜を自ら育てて自ら食べることができる。

そして困っている人がいても、解決の方法を実践で伝えることができる。

自らが、または家族や身近な友人が化学物質過敏症になっても慌てることなく対処することができるようになる。

病院にかけこんで悪化するような薬を処方される心配もなくなる。

 

さてここで、もう一度、重度の化学物質過敏症の人が食べられる栽培方法は・・・

  1.  農薬・化学肥料・有機肥料を一切使用していないこと。
  2.  種子消毒した種や「F1種」の種を使用していないこと。
  3.  草避けのマルチシートを使用していないこと。

 

何度も言います。たったこれだけの条件をクリアできる野菜、販売されているものでは皆無に等しい!

それは、それだけ大変な栽培方法でもある、ということです。

安定して栽培できるようになってくると、安全とかいう陳腐なことではない、言葉に現せないもっともっと大きな心のメリットが次から次へと出てくるようになると思います。

2016.11.01

にんぽう倶楽部
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