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香害 そのニオイから身を守るには
【香害 そのニオイから身を守るには】
(副題)「柔軟剤や消臭スプレーはこんなに怖い!」
岡田幹治 著 (株)金曜日 発行
これは、書籍の題名です。
この本、ひとりでも多くの方に読んで欲しいです。
まずは1冊購入し(できれば幸田駅前書店でね!)、しっかり読んで、“確かにその通りだ!”と感じましたら、もう1冊買い足して、読んだ本と合わせて、お二人の方にプレゼントしてください。プレゼントするときに「これからの子どもたちに大きな影響が出ることが分かったら、もう1冊買い足して、2人の人にプレゼントしてください」と言って渡してください。
もし、この流れが次から次へと繋がっていってくれたら・・・ きっと、あっという間に危険な危険な柔軟剤や消臭スプレーが世の中から消えていくでしょう。
とにかく読んでもらいたい。この事実を知ってもらいたい。
知った後は、おひとりおひとりの判断です。
何も知らずに、「テレビCMしているものがそんなに危険なはずないでしょ!」などと決して思って欲しくないのです。
こうした情報提供は、本来は、行政機関がすべきことだと思っています。
しかし、今の行政機関は、マスコミと同じで、企業に都合の悪いことは決して言おうとしません。
経済界に背くことのできない行政機関を頼っていては、これからの子どもたちを守っていくことはできません。
行政機関の首長や副首長、議員をしている知人が何人もいますが、最後には必ず言います。「俺の立場も分かってくれよ!」 そうです。資金も票も経済界が握っているのです。
子どもたちを守らずに市長や議員の立場を守る? 私には意味がわかりません。
あなた方は、何のために市長や議員になったのですか???
いじめや交通事故の対策も必要ですが、それ以上に、子どもたちに大きな大きな悪影響を与えているもの、それが柔軟剤や消臭スプレーなのです。
様々な体調不良、その多くに、柔軟剤や消臭殺菌スプレーに表示なく使われている「イソシアネート」が大きく関わっている。
しかし、柔軟剤や消臭殺菌剤が大きく関わっていると考える人はほとんどいない。
(以下、抜粋を掲載しておきますね)
- お金を使って役に立たないものを買って、その上、健康を損ねる
- 「香りブーム」で人生を狂わされた人たちの深刻な状況
- 化学物質過敏症、アレルギー性疾患、発達障害、不妊
- 柔軟剤に加え、制汗剤、消臭剤、整髪料、化粧品
- 洗い流さないヘアートリートメント
- 化学ニオイ物質は、花粉症用マスク・活性炭入りマスク・空気清浄器で除去できない。
- 他人が使用した柔軟剤による被害の訴えが7割
- 香り付け専用商品が急増
- ファブリーズは、ニオイのもとを断つことなく、嫌なニオイを別のにおいで覆い隠す
- 芳香柔軟剤が原因で体調不良を訴える患者が急増
- 香り汚染は公害
- メーカーは倫理よりも商売優先
- 「香りが長続き」「濃厚な香り」新商品を競うように発売し続ける
- 花王、ライオン、P&Gは、外部からの疑問に決して答えようとはしない
- 政府、自治体ともに実効ある対策は打ち出さない
- 香料拡散器を使用する企業や自治体、ホテル、アパレルショップ
- 東急電鉄・名鉄・日本交通・熊谷市・厚木市
- 「書籍消毒器」が全国の図書館に導入される 消臭抗菌剤を噴出させる機器が次々と
- 子どもを香料被害から守るためには教職員・医療関係者・保護者の理解が必要
- 香料の成分名を具体的に表示する法規制が必要
- 1億分の1の用量でも反応する人が増えている
- 症状は多種多様、個人差が極めて大きい
- うまく説明できない子どもは、異常行動として現れることが多い
- 主症状と副症状、主原因と副原因、実に様々
- 規制物質の代替品が健康被害をもたらす。代替品は、問題が出るまで安全確認されない
- 被害を受けやすい職業は「美容師・花屋・クリーニング業・シロアリ駆除業者・塗装業者・歯科医師・印刷業者・書店・図書館・OA機器販売・新築リフォーム業者・農業などなど」
- 即効性のある治療法はない。生活環境から化学物質を取り除く。原因は生活環境
- 香害被害による症状を理解している医師は少ない。精神科に回されるケースも多い
- 香害被害の診療をする医師は少ない。収益性が極めて低いから。問診に時間がかかる・薬を出せない・化学的治療ができない
- 体調不良の原因が香りであることを理解できない人が多い
- 先進的な取り組みをしている新潟県上越市では、香りが原因で何らかの症状を出す中学生が17.9%に及ぶという結果を発表した
- 日本でただひとつの化学物質過敏症(CS)専門クリニック「そよ風クリニック」
- CS外来は、閉鎖や縮小が続いている。医師は減り患者は増える
- 最も深く関わる症状は「アレルギー性疾患」「発達障害」「生殖異常」の3つ
- 食べ物に含まれる農薬・化学肥料・食品添加物との相乗被害が大きい
- 抗菌グッズの普及も大問題
- 合成界面活性剤の複合影響も大きい シャンプー、歯磨き剤、洗濯用洗剤が、異物の侵入を防ぐバリアを破壊する
- 食品の「乳化剤」は【合成界面活性剤】の別名です。
- 発達障害のある子どもは、少なく見積もって全国で60万人以上
- 専門知識をもった医師や教師は極めて少ない。治療と教育の現場で混乱が起きている
- 1992年と2013年の比較、自閉症児が16.6倍に急増
- 神経細胞は、胎児期や乳幼児期に形成され発達する
- 6組に1組のカップルが不妊
- 妊娠してもその4割が流産経験
- 特に妊娠に悪影響の大きい化学薬品「ビスフェノールA」と「フタル酸エステル類」 「フタル酸エステル類」= 香料、殺虫剤、プラスチック、ビニール、
- その他、無限大に使用用途あり・・・
- 「ビスフェノールA」= 牛乳パック、缶飲料、缶入り食品、カップ麺容器などの内面塗装
- 発達期(特に胎児・乳幼児期)に影響を受けると様々な器官が不完全になることがある。その影響は、一生続くこともあり、また、何十年後かに出てくる可能性もある。
- 高残香タイプ柔軟剤 絶対に使ってはいけないもの! 【ライオン = ソフランアロマリッチ】
- 【P&Gジャパン = レノアハピネスアロマジェル】
- 【花王 = フレアフレグランス】
- 天然をうたっていても、抽出のさいに使った化学薬品が残っていて、純粋な天然香料はほとんどない。
- 日本では、300種類以上の合成香料が製造されているが、個々の物質名は企業秘密として公表されていない。
- 香料(食品香料も同じ)は、アレルギー原因物質で、ホルモン攪乱物質でもあり、神経毒性もあり、その上、発がん作用を持つ香料も多い。
- 柔軟剤を使用している母親の母乳から、柔軟剤成分が高濃度で検出。それを乳児が飲んでいる。
- 消臭殺菌スプレー 絶対に使ってはいけないもの! 【ライオン = HYGIA】説明しきれないほど多用の毒性を持つ物質、それが消臭殺菌スプレーです。
- 【P&Gジャパン = ファブリーズ】(「ファブリーズMEN」は特に毒性が強いと考えられる)
- 【花王 = リセッシュ】
- 「第4級アンモニウム化合物」(除菌成分の総称)の中で、特に有害なものが【塩化ベンザルコニウム】(個別に成分表示しているメーカーはありません)
- 「第4級アンモニウム化合物」の最大の毒性は、生殖機能障害です。
- トルエンの1万倍の毒性を持つ「イソシアネート」も使われているが、どのメーカーも、一切成分表示していない。すべてのメーカーが、柔軟剤にも消臭殺菌剤にも使っている。
- イソシアネートの毒性は、極めて低濃度の吸入でも喘息や神経系異常・心臓血管系異常を引き起こすこと。
- 「イソシアネート」は、極めて微量でも吸い込むと、目・皮膚・呼吸器に炎症を起こす。生命にかかわる喘息発作を引き起こすこともある。
- 室内環境基準は、トルエンが50ppm に対して、イソシアネートは0.005ppm 欧米では厳しい規制が実施されているが、日本では生活環境での規制はなく、使いたい放題。
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【イソシアネート】を使った新技術 その用途は、
- 有効成分を徐々に放出して効果を長く保つための「徐放技術」に必須の【イソシアネート】
【衣類防虫剤】【電気蚊取りマット】【合成洗剤】【化粧品】【徐放性農薬】【緩和性化学肥料】【芳香柔軟剤】【消臭除菌スプレー】など |
【イソシアネート】は、他の化学薬品に含ませて使うため、どんな商品にも一切、成分表示がない。
ニオイのない商品であっても、有効成分の効果を持続させるために、様々な商品に【イソシアネート】が使われるようになった。
古くからある商品で、商品名が同じでも、規格変更によって【イソシアネート】が使われるようになっている。
今、日本で一番売れている合成洗剤【ウルトラアタックNEO(花王)】は、健康のためにも環境のためにも、絶対に使ってはいけない商品。
「台所用洗剤」と「シャンプー」と「洗顔フォーム」の主成分は同じ!
成分表示名は、法律ごとに名称が変わるが、実は全く同じもの。(同じ物質なのに表記が異なる)
花王の「メリット」と花王の「ビオレU」と「キュキュット」の主成分は同じ!
あなたは、台所用洗剤で、頭を洗い、顔を洗っている。
イソシアネート入り合成界面活性剤は、ハミガキ剤にも使われている。
農薬にも使われている。(葉に付きやすくするため・農薬持続性を高めるため・水と混ぜやすくするため、などなど)
加工食品にも使われている。【乳化剤】の表示は、【合成界面活性剤】のことです。
合成界面活性剤は、味覚麻痺を起こす。
濃い味、刺激のある味でないとまんぞくできなくなってくる。
アメリカ デトロイト市は、市職員に香料の使用を禁止した。
カナダ ハリファックス市は、「職場での香料不使用20周年」の都市。
まだまだ続きます。続きは、書籍購入の上、しっかりとお読みいただき、生活に落とし込んでくださいね。そして周りの人たちをどんどん巻き込んで広げていってくださいね。
2017.06.19