過去の投稿

タミフル

【それでも「タミフル」飲みますか?】 以下の2つの記事を読んで、みなさんはどういう判断をしますか? (記事1)

インフルエンザの治療薬を飲んだ子どもなどが「異常行動」を起こす報告があとを絶たないことを受け、厚生労働省が近く「部屋に鍵をかける」といった具体的な対策を呼びかける方針を決めたことがわかりました。 厚生労働省によりますと、タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬を飲んだあと、急に走り出した、部屋から飛び出そうとしたといった異常行動の報告が昨シーズン54例ありました。いずれも薬との因果関係は不明です。 厚労省はこれまで、「薬を飲んだあとの2日間は子どもを1人にしない」よう呼びかけていましたが、異常行動の報告があとを絶たないことから、新たな通知を出す方針を決めました。 新たな通知では、部屋に鍵をかける、飛び出しや飛び降りを引き起こす環境に子どもを置かないといった具体的な対策を呼びかけることを検討しています。

(記事2)

タミフルと異常行動や突然死「因果関係なし」 大阪地裁判決、原告の遺族ら敗訴 インフルエンザ治療薬「タミフル」の服用後に死亡した2人の遺族らが、副作用の影響を認めず救済給付金を不支給とした決定は不当として、独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(東京)に取り消しを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は12日、因果関係を否定し、請求を棄却した。 原告は平成14年に3歳で死亡した男児の両親=兵庫県宝塚市= と 19年に44歳で死亡した男性の妻=同県伊丹市=のほか、一時的に意識障害となった男性(25)=京都市。 原告側は控訴の方針。 判決理由で山田明裁判長は「異常行動や突然死はインフルエンザ自体でも生じる可能性があり、因果関係を認める調査結果はない」と指摘した。 判決によると、死亡した2人は服用当日と翌日に呼吸が停止。 意識障害を起こした男性は17年12月、服用後に脱力や眼球の異常な動きが起き、入院した。 判決後、伊丹市の原告女性は「夫の体調は良く、インフルエンザが悪化したような状況ではなかった。納得がいかない」と話した。 機構の担当者は「妥当な判決と認識している。 引き続き救済業務を公正に行いたい」とコメントしている。

厚労省が、異常行動に対する具体的な方針を示した。 それは、無駄な薬を与えないようにすることではなく、「薬を飲ませ・異常行動対策として部屋に鍵をかけよ」という、驚くような内容だ。 対して、タミフル訴訟では、「因果関係はない」という判決結果。 この矛盾をみなさんはどのようにとらえますか? それでも、厚労省と医療機関の言いなりになりますか? 自ら判断できない人間、そして、自己判断に責任を持てない人間、行政側も医療機関もそして消費者も・・・ もちろん政府もね! 無責任体制の中の責任転嫁合戦、それが今の日本なのでしょう。 インフルエンザ予防のつもりの予防接種が病を作り、治すための薬で脳異常や副作用死を起こす。 なんともバカげた選択だと思いませんか?

2017.12.04