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イソシアネート症候群

【イソシアネート症候群(私の造語です)

『発達障害』 『うつ病』 『不定愁訴』 『統合失調症』 『各種アレルギー』

『化学物質過敏症』 etc.

 

これらの最大の原因は、≪揮発性のイソシアネート≫ だった

そうとは知らずに、症状だけを医薬品で対処しようとすると、複合副作用(複合毒性)で、認知症になる確率が一気に上昇する。『若年性認知症』については、ほぼ間違いないのでは???

 

このような想定をした上で、世の中全体を見渡してみると、「なるほど」と腑に落ちることばかりだ。

 

ニオイがあってもなくても猛毒で非常に危険なこの化学物質がどのようなものに使われていて、どのような症状が出やすいのか。

シックハウス症候群 や シックスクール症候群、シックビル症候群などの説明もつくのでは!

 

以前から、プラスチック製品やポリウレタンなどには使われていた化学薬品ですが、こうした製品の場合、環境への影響は甚大なものがあるのですが、空気中に揮発することが少なかったので、人的影響が少なかったようです。

ところが、このイソシアネートの応用が次々と進み、まずは、塗料や接着剤やワックスなどに使われるようになりました。

塗料の持ちがいい・作業性もいい。接着剤の効果が長続きする。ワックスの伸びがいい・作業がしやすい・ワックス効果が長続きする。

その上、製造過程の効率化ができ、さらには製造原価も大幅に縮小できる。

経済性だけを考えれば、いいことづくめだったのです。

【シックスクール症候群】が問題になり出した時期と重なります。

 

その技術を利用して、農薬にもイソシアネートが配合されるようになった。

最も顕著に現れているのが「ネオニコチノイド系農薬」

ネオニコチノイド系農薬が開発されるまでは、(ピレスロイド系農薬、有機塩素系農薬、有機リン系農薬など)農薬成分に合成界面活性剤を配合し、植物や害虫・害獣などの内部に染み込ませるようにすることで雨に流れないように、そしてその効果が持続されるように工夫されていたが、そこにさらに「イソシアネート」を配合することで、原材料費の大幅な節減と驚異的な効果の持続が可能となった。

今では、ネオニコチノイド系農薬以外の農薬にも「イソシアネート」配合されるようになった。

 

「発達障害の最大の要因は【ネオニコチノイド系農薬】だ」という研究結果が多数あるようだが、それも頷ける。

この頃から、発達障害らしき症状の子が急激に増え出しましたからね。

ネオニコチノイド系農薬もそこに配合されているイソシアネートもともに、神経毒性が強く、日本以外の多くの国は、しっかりとした規制をしている化学薬品です。

中国でさえかなり厳しい基準値を設けているのに、日本では垂れ流しに近い状態です。

「中国産の農作物は危ない!」多くの人がそう思っていることでしょう。

しかし、近年は、中国以上に危ないのが日本の農作物なのでは・・・

発達障害は、欧米諸国でも問題になっていますが、日本ほど極端に増加している国はないのです。

 

そして、さらなる追い打ちをかけたのが「香り付き柔軟剤」

柔軟剤としての目的ではなく、ニオイを長持ちさせるために配合された「イソシアネート」

その技術の応用で、今では、市販の「ヘアケア商品」「スキンケア商品」「ネイルケア商品」などなど、ほとんどすべての商品に「イソシアネート」が配合させるようになった。

当初は、ニオイが問題視されていたが、急激に増えている化学物質過敏症の人たちは、ニオイがなくても様々な症状が出る。

「無香」「微香」のこれら商品にも「イソシアネート」が配合されているからだ。

今では、消臭剤にも芳香剤にも家庭用殺虫剤にも、ほとんどすべての商品に「イソシアネート」が配合されている。

「化学物質過敏症」=「イソシアネート症候群」=「発達障害」「(不定愁訴・統合失調症 etc.)」という見方をすると、該当する人たちに逃げ場がないのが今の日本の実情だ。

 

どんな商品の成分表示を見ても「イソシアネート」という言葉は見当たらない。

合成界面活性剤にイソシアネートを結合させれば、その表示は不要となる。合成界面活性剤だけの表示でよいことになる。他の商品も同様です。

イソシアネートは、様々な化学薬品と簡単に結合する非常に便利な化学薬品なのです。

工場内では厳しく規制されている化学薬品が、工場から出た途端に無法状態になる。

これが、経済最優先の日本の法制度です。

 

「イソシアネート症候群」

過去のどんな環境健康障害より厄介な社会環境問題・公害になりそうです。

2018.06.09