過去の投稿
ネオニコチノイド系農薬
「ネオニコチノイド系農薬」
多くの方が耳にしたことのある言葉だと思います。
ミツバチの大量失踪の原因物質として、何度もマスコミを賑わせた農薬です。
「ネオニコチノイド系農薬(以下、「ネオニコ」という)」の最大の特徴は【残留性】
残留性が高いと、農薬の使用回数・使用量を減らすことが出来る。
「低農薬」「減農薬」「特別栽培農産物」などと表示・表現されている農作物は、ほぼすべて、ネオニコを使っている。
残留性が高いということは、私たちの口に入る農薬の量が増えるということです。
農地での農薬の使用頻度は減っても、私たちの身体に入る農薬の量は増えるのです。
ネオニコは、多くの国で「使用禁止」または「厳しい使用制限」になっています。しかし、日本では、数段階の緩和措置がなされました。使用か農作物を年々増やし、残留基準値を大幅緩和。世界の動向と真逆の道をたどっています。
たとえば、多くの方が毎日口にする【お茶】
日本の残留基準値は、EU基準の2500倍・カナダの250倍・韓国の3.5倍です。
韓国は、面積当たりの農薬使用量において、長年、世界ナンバー1を日本と争っている国です。
日本政府は、農水省を通じて、世界の動向に合わせるために(輸入国の基準に合致するように)、輸出用作物についてはネオニコの使用制限をする措置を取っている。
しかし、国内用農作物については、基準を緩め、基準値オーバーが発覚しても何の対処もしない。
この残留性の高いネオニコを使わなくても、輸出のための農作物を育てることはできる。これは、輸出用作物を見れば明白です。
海外には、できるだけ安全な農作物を輸出し、日本人には危険な農薬漬けのものを食べろ、と言われているようなきがしませんか?
では、何故、多くの国が、ネオニコの禁止や厳しい使用制限・厳しい残留基準値を設定をしているのか?
EU諸国の研究者などによって明らかにされていることは、
① 人を凶暴にする。
② 子宮がん発症の引き金になる。
③ 胎児への悪影響
④ 人、動物、虫などへの神経毒性
⑤ その他いろいろ
ネオニコは、残留性が高く、洗っても取れにくい。
つまり、他の農薬よりも高い確率で私たちの身体に摂り込まれる、ということです。
昨年、北海道大学の研究者グループが発表した内容によると・・・ 驚くべき結果が・・・
日本国内の茶葉39種類、ペットボトル入りのお茶9種類、合計48種類について調べたところ、そのすべてから、ネオニコが検出された。検出率100%です。
比較のため、スリランカ産の茶葉30種類を調べたところ、何と、検出数ゼロ、すべて不検出だったのです。
この結果について、どうコメントしたらいいのだろうか?
お茶については、近年、「減農薬栽培」の表示や宣伝がやたら目立つ。
ここまでの説明で、なぜ、減農薬表示が増えているのか・・・ 見えてきますね。
ネオニコを使えば、残留性が高いので、他の農薬を減らすことが出来る。使用回数も減らすことが出来る。でも、残留農薬は多い。にもかかわらず「減農薬」。
こんな道理がまかり通っていいものなのだろうか?
近年、海外では、子宮がん・乳がんは、減少傾向にある。特に先進国と言われる国々は顕著に減少している。
そんな中、日本だけが、今も増え続けている。その要因の一端が、このネオチコにあることは間違いないだろう。
ここから先は、ひとりひとりの商品選択の本気度にかかってきます。
日本政府は、日本国内向けの農作物には、もっともっと農薬を使わせたい。化学薬品メーカー・農薬メーカーを儲けさせ、農薬が原因の病人を増やすことで医療業界を儲けさせることの方が重要なのです。
農薬行政やその法規制やその罰則規定(罰則はないに等しい)を紐解いていくと否定のしようがないのです。
みなさんは、本当は使わなくても困らない農薬を、もっともっと使って欲しいと思いますか?
ネオニコを使用した農作物を購入する、ということは、政府から見れば「国民は、ネオニコを使って欲しいという意思表示をしている」ということになるのです。
言葉ではなく、行動ではっきりとした意思表示を示さない限り、日本政府はこのまま突き進みます。
ネオニコを使用した農作物は一切購入しない、という購買活動に本気で取り組むことの重要性、どれだけの人に伝わるだろうか?
もうひとつ忘れてはならないことがある。
ネオニコには、その成分として、【不妊症の最大の原因と言われている『合成洗剤(化学合成界面活性剤)』】と【猛毒と言われる『イソシアネート類』】が含まれていることだ。
合成洗剤の力で農作物の奥深くまで農薬を浸透させ、イソシアネートの力で一層残留性を高めているのです。
この【合成洗剤】と【イソシアネート】の組み合わせ、何か思い当たりませんか?
そうです。柔軟剤です。≪香害≫の元凶となっている柔軟剤です。
柔軟剤は、表示法の対象になっていないので、成分欄に「合成洗剤」や「イソシアネート」の成分名は掲載されていません。
今では、洗濯洗剤、スキンケア商品、ヘアケア商品、消臭剤・芳香剤・家庭用殺虫剤・防虫剤・・・などなどの日用品にも当然のように使われている「合成洗剤」と「猛毒のイソシアネート」です。
このようなネオニコ農薬が、日本全国津々浦々、隅々まで・・・ 田んぼも畑も果樹園も公園も校庭も街路樹・・・ 闇雲にと言っていいほどに大量散布されているのです。
≪ミツバチの謎の失踪≫ ニュースで目にした人・耳にした人も多いですよね。
帰巣本能をなくしたミツバチの大量死・大量行方不明、ネオニコがその要因であることは農水省も認めています。にもかかわらず・・・
帰巣本能をなくす・・・ と言えば、ご老人の徘徊の激増、ネオニコがその一因であることも間違いないだろう。
神経麻痺剤ともいえる様々な医薬品の多用と空気中・食品中に充満するネオニコのダブルパンチ。
話はそれますが、薬は基本的にすべて神経麻痺剤です。
脳の指令と逆のことをさせる、または脳の指令を遮断する、それが薬の役割です。
脳が、血圧を上げて全身隅々まで血が巡るように指令を出しているのに、その指令を妨害する、それが降圧剤です。
脳が、炎症部位の修復のために動かさないように痛みを出して知らせているのに、その痛みを消して動くようにしてしまう。それが痛み止めです。鎮痛剤です。
脳が、ウイルス退治のために熱を上げているのに、その熱を下げてウイルス退治をやめさせてしまう。それが解熱剤です。
つまり、ほとんどすべての薬は、脳の働きを阻害する、ということです。
脳の働きを阻害する薬を常飲している人が、さらに帰巣本能をなくす可能性の高いネオニコを呼吸から・食べ物から吸収する。
徘徊する人が増えるのも当然と言えるのではないでしょうか。
ネオニコは、日本国内の使用農薬の主流になっている。その理由は急性毒性が低いからです。しかし、慢性毒性は過去の農薬の何十倍にもなっていることでしょう。
≪自閉症の最大の要因は、【有機リン系農薬】≫
≪発達障害の最大の要因は、【ネオニコチノイド系農薬】≫
≪不妊症の最大の要因は、【合成洗剤】≫
≪アレルギーの最大の要因は、【食品添加物】≫
≪痴呆症の最大の要因は、【投薬】≫
≪化学物質過敏症の最大の要因は、【イソシアネート】≫
これらの疾病は、当事者よりも次の世代に発症の確率が上がる。次の世代よりもさらに次の世代で発症の頻度が増える。
思い当たりませんか? 歴史を振り返ってみてください。
化学物質過敏症は、この先一気に急増していくでしょう。
にんぽう倶楽部のお客さんでさえ、おそらく90%以上の人が、日々、日常的に上記のものを口にしている。
世間一般で考えたら、限りなく100%に近い人が日常的に口にしている。
そして不思議なことに、誰ひとりと言っていいほど、これらのことに真剣に本気で向き合おうとしない。
世間のほとんどの人が、上記のような疾病が、もっと広がるように・もっと増えるように・・・ と生活しているようにさえ見える。
どうしてなんだろう???
2019.01.14