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正常な血圧?

【正常な血圧とは?】

『ひとりひとり、みな違う!』 これが正解なのでは!!!

でも、医学部では不正解となります。

医療業界では、「ひとりひとりみな違うのが正解」と言えば、異端児とされ、邪魔者扱いされます。

百歩譲って・・・

多くの人の平均的正常値は? と問われたら、

私は、「年齢 + 80~100」と答えます。

私の年齢は、現在、58歳。58 + 100 = 158

138 ~ 158 が、平均的正常値ということになる。

それでもあくまで何万人・何十万人の平均であって、ひとりひとりの正常値ということではない。

正常値に近いとか・その範囲に入っているから健康とは限らない。

年齢 + 100 というのは、科学・医学が発達する前、経験値として統計上出てきた数値です。

これが、いつの間にか、「 + 90 以下でないといけない」と言われるようになり、その後、「年齢に関係なく、誰もが165以下でないといけない」と言われるようになり、さらに、150以下、140以下、135以下、そして今では、年齢に関係なく130以下が正常で、それ以上は「高血圧」と言われるようになってしまった。

ここで考えて欲しい。

「高血圧」と言われた人たちが、高血圧の治療を受けて、高血圧が治ったのだろうか? 健康寿命が延びただろうか? 治療・投薬によって健康になっただろうか・・・

治療・投薬を受ける人が多くなればなるほど、病院通いの人が増え、入院する人が増え、痴呆症の人が増え、介護を必要とする人が増えてきた。

つまり・・・ 基準値を下げれば下げるほど、治療・投薬をすればするほど病人が増えていく。

この事実は、見逃すことができない。

厚労省は、「高血圧の薬に、高血圧を治す効果はない。しかし、脳卒中になる確率を下げることができる。だから、血圧130以上の人は、定期的に健診を受け、専門家の指示に従って薬を飲むように。」と言っている。

ところが、多くの研究者の見解は違う。

高血圧の薬を飲めば飲むほど、「脳卒中(脳梗塞)」になりやすい。

これは、日本以外の国では常識になっています。

日本の御用学者だけが、ひたすら、「高血圧の薬を飲め!」と国や行政に働きかけている。

 

身体は、その人にとって必要な血圧を作り出し、身体の隅々にまで血が巡るように働いている。

その血圧を、投薬(有害な化学薬品)によって下げてしまえば、身体の隅々まで血が巡らなくなる。

痴呆症が増えるのは、当然だと思いませんか。脳梗塞(血管が詰まる)になるのも当然だと思いませんか。冷え性になるのも当然ですよね。身体のあちこちが痛くなるのも当たり前!!!

私は、もう何十年も、血圧というものを測ったことがない。血圧測定に何の意味もないと確信しているからだ。

そんな数値を測るより、頭が痛い時には「どうして頭が痛いのか・・・」を生活の中から探し出す。

その生活をどう改善するかを考え、試行錯誤する。その中で、頭が痛くならない生活パターンを自分なりに見出していく。その繰り返しをしていると、医者いらずになる。日本の医療行政に大貢献していることになるだろう。

しかし、国は言葉とは裏腹に、病人を増やしてでも医療業界を儲けさせようとしている。現実です。

 

 

ここでおもしろいデータを!

 

高血圧の基準  1987年 ⇒ 160   患者数 230万人

2004年 ⇒ 140       1,600万人

2008年 ⇒ 130       3,700万人

2011年 ⇒ 130       5,500万人

 

血圧降下剤の売上高

1988年 ⇒   2,000億円

2004年 ⇒   8,300億円

2008年 ⇒  1兆1000億円

 

ちなみに、2016年時点での、投薬治療等を受けている人数は、推定1,000万人

 

高血圧による脳卒中???

その死亡者数は、30年間以上、大きく変わっていない。

「微減」という程度だ。

11万人~12万人

 

1987年  患者数 230万人中、死亡者数12万人 死亡率 5%

2011年  患者数5,500万人中、死亡者数12万人 死亡率 0.2%

 

これだけを見ると、死亡率が劇的に下がったように見える。なんと・・・25分の1だ。

 

しかし、ここで不思議に思う。

死亡率が25分の1になったのであれば・・・

死亡者数は、5,000人程度になっていないといけないのでは???

 

そうならないということは・・・

実は、5500万人 ― 230万人 = 5270万人は、本来、投薬・治療の必要のなかった人、と言えないだろうか。

もしかしたら、もともとの230万人についても、不必要と言えるかもしれない。

 

定期検診を毎年受けて、指導のままに治療・投薬を受ける。

そういう人が、年々うなぎ登りで増えていく。

しかし、それによる死亡者数はほとんど減って行かない。

 

その間、血圧降下剤の売上だけが5倍以上に膨れ上がった。

 

つまり、

高血圧治療の問題点はこういうことだ。

 

① 基準値そのものに大きな問題がある。

② 血圧降下剤に、死亡率を下げる効果は全くない。

 

 

さらに隠されたもっと大きな問題が・・・

もし、基準値160を起点として、もともとの230万人には、血圧降下剤の効果があったというのであれば・・・

血圧降下剤の売り上げが伸びた分だけ、死亡者数が減るはずだ。

血圧降下剤の売上が5倍の伸びたのであれば、死亡者数は2万4000人くらいまで減っていないといけない。

 

まったくそうした傾向がみられないということは、

高血圧と言われる人の多くが、実は、単なる【過剰診断・過剰治療】

そして、【過剰治療】により、10万人くらいが亡くなった、と見ることもできる。

 

 

何が正しくて、何が間違っているのかは私には分からない。

 

ひとつだけ言えることがある。

【統計とは、どのデータをどのように説明するかで、正反対の結果を導き出すことができる】ということだ。

 

近年、政府・マスコミ・医療機関などが公表するデータは、明らかに偏っている。

法律には触れないが? 詐欺的手法と言っていいものもたくさんあると思う。

このことだけは、しっかり覚えておきましょう。

2019.12.16