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テレビ番組って・・・

「テレビ番組って・・・」

 

民放のテレビ番組には、必ずスポンサーが付いていますよね!

スポンサーのない番組はない。

「番組を作るためにスポンサーが付いている。」 多くの人はそう思っていますよね。

でも、それは大きな勘違いなのです。

 

テレビの一番の目的は、「コマーシャル(CM)」 これがメインなのです。

CMをするために、CMを見てもらうために、番組を作るのです。

だから常に、視聴率が問題になるのです。

 

スポンサーは、本当は番組なんてなくてもいいのです。

CMをじっくり見てもらえるのであれば・・・

でも、CMだけでは誰も見向きもしてくれない。

だから、多くの人が見たいと思うような番組を作り、CMを見ざるを得ないように仕向けているだけなのです。

 

つまり、【テレビとは、CMを見させるための道具】でしかないのです。

「それでも、報道番組はCM以外の目的も果たしていますよね!」なんて声も聞こえそうです。

間違わないでくださいね! 報道の役割を果たしていませんよ!

よ~く観察してみてください。

 

【スポンサーに都合の悪い報道はしない、または極力最小限に抑える。そのために、ダミーとなる報道を常に用意している。視聴者の目をどこに向けるのか・・・ それがテレビ局の最大の役割!】

 

その昔、超売れっ子のMCがいた。たった一言でテレビ界から追放された。その一言は・・・

「CMの間にトイレに行って来ていいですよ!」 このたった一言です。

こんなこと、視聴者側からすれば当たり前ですよね。

しかし、テレビ局側は、CMを見させるのが仕事なのですから、このMCは、本来の業務を放棄した、ということになるのです。

 

スポンサーが、なぜここまで固執するのか・・・

それは、見事なデータがあるからです。

【視聴率に比例したスポンサー商品の売上高】

見事なまでに正比例するのです。

視聴率を取れる芸人・スポーツ選手にはいくらでの出演料を払う。視聴率を取れない芸人には出演料は払わない。(スポーツ選手は、出演料が見合わない場合は出演しない)

だから、同じ番組に出演しても、ある人は出演料3000万円、ある人は交通費もなし・昼食代だけ、なんて差が出るのです。

 

テレビを見る時は、番組制作料を想像してみてください。

(スタッフ人件費・出演者人件費、これだけでも想像で計算してみてください)

テレビを見る時は、CM出演芸能人・スポーツ選手の出演料を想像してみてください。

(1本のCM出演で、超売れっ子5,000万円/売れっ子3,000万円/知名度あり1,000~2,000万円/知名度(中程度)500万円/知名度ほとんどなし100~200万円/素人扱い 謝金)

年間契約の場合は、スポンサーCM契約1~2億円/年もある。

近年の例では、全英女子ゴルフ優勝の渋野日向子は、サントリーと3年3億円のスポンサー契約をしましたね。CM出演には、別途出演料が支払われます。

 

テレビに露出する人間は、決してスポンサーの意に反する発言・行動をしてはいけない。

スポンサーがどんなに極悪非道なことをしていたとしても!!!

その代表例が、東京電力と自民党ですね。

 

 

「でも、NHKは違いますよね!」なんて声が聞こえそうですね。

違いません。同じです。

NHKには、制度上は、スポンサーは存在しません。

あえて言えば、視聴料金を支払っている視聴者がスポンサー。

しかし、NHKは、視聴者をスポンサーとして考えていません。

税金と同じと考えています。

税金の使い道を決める権限を持っている者をスポンサーと考えています。

それは、すなわち「総務省」 総務省を動かすのは「内閣」

つまり、NHKのスポンサーは、「内閣」ということになります。

NHKの社員は、内閣の意に反する言動をすると、すぐに左遷されます。これは見事なほどです。

左遷された社員は、発言の場を奪われます。

テレビへの露出度は極端に減るか・なくなります。

その社員が、テレビ以外の所で何を語ろうが、それが報道されない限り、国民に知れ渡ることはないのです。

力のあるNHK社員の配置を決めるのは、内閣の裏の大きな仕事なのです。

 

 

テレビを見るのであれば、こうしたことも意識した上で見てくださいね。

驚くほど合致していることに驚くでしょう!!!

 

政府関連の多くの不祥事が、なぜ、すべて尻切れトンボになっていくのか・・・ 幕切れをよ~く観察してみてくださいね。

 

【報道の自由度 世界ランキング】

日本は、先進国の中で常に最下位。

これを許しているのは、娯楽番組や人気俳優ドラマやスポーツ番組にうつつを抜かして、将来に大きな影響を及ぼすような社会現象に興味をなくした視聴者である。

多くの国民が、内閣の思惑通りの視聴者になっている、ということです。

2020.08.15