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ネオニコチノイド系農薬
【ネオニコチノイド系農薬】(以下、「ネオニコ」という)
ネオニコは、日本の大企業(住友化学・三井化学アグロ・日本曹達など)が開発した農薬。
EUだけでなく、世界中の多くの国が厳しい規制や禁止措置を取っている。
日本だけが、規制・基準値などをどんどん緩めている。
使用できる農作物の種類を次々と増やし、使用できる期間を伸ばし、
(収穫日前日まで使用できる農作物の種類を増やしている・例えば、稲や大豆だと収穫7日前まで、白菜、メロン、レタス、ホウレン草、キャベツは収穫3日前まで、アスパラガス、春菊、梨、柿、ブドウは収穫前日まで散布できる)
残留基準値を大幅に緩めている(1万倍緩めた農作物もある)。
ネオニコは、浸透性が極めて高い農薬なので、どれだけ洗っても落ちません・取れません。
つまり、1度でもネオニコを使った農作物は、非常に高い確率で残留し続ける、ということです。
お米のカメムシ対策農薬は、今や、日本全国、ほぼすべて、このネオニコです。
ネオニコの最大のメリットは、浸透性・残留性が極めて高いので、農薬の使用回数を減らすことができる・「減農薬」「低農薬」「特別栽培農作物」と宣伝して販売しやすい、ということです。
これは、生産・販売側のメリットであって、決して消費者のメリットではありません。
【できるだけ“低農薬”のものを選んで購入している】なんて言っている場合ではありません。
ネオニコの最大のメリットは≪神経毒性≫ これまた、生産者側のメリットです。
強い神経毒性を持った化学薬品が確実に浸透している農作物を食べるということがどういうことなのか?
柔軟剤とともに、≪発達障害≫の最大の要因と言われているネオニコです。
今や、選択すべきは【完全無農薬】以外にはありません。
あなたが、ほんの少しでも「農薬を使用したお米を購入する」ということは、日本全国の「ネオニコの空中散布を応援する」ということなのです。
農村地帯に住んでいる人であれば、一度や二度は、ヘリコプターによる農薬散布を目にしたことがありますよね。
1回の散布で半径5㎞四方に影響を与える、と言われているネオニコ。
幸田町を例にすれば、町内ほぼ全域にネオニコが浮遊することになるのです。
幸田町では、ことあるたびに、お米・小麦・大豆へのネオニコ散布が行われています。(日本全国共通です)
その間、毎日毎日、ネオニコが町内に充満していくのです。そして、触れるもの・触れるものすべてにネオニコが浸透し、長期間残留するのです。
春は体調不良になることが多い、と感じている方、それはネオニコが原因かもしれませんね。なにせ神経毒性ですから。
おそらく、真冬を除いたほとんどすべての期間で、多かれ少なかれネオニコが浮遊していることでしょう。
【こうしたものから子どもたちを守るのは大人の義務!】私はそう思っています。
しかし、ほとんどすべての大人が見てみぬフリをする。
それどころか、積極的にネオニコを使用したお米や農作物を日々購入し続け、ネオニコ拡散という行為をし続けている。
悲しいけれど、これが現実です。
2020.08.30