過去の投稿
移転のお知らせ
にんぽう倶楽部、移転します。
長い間、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
移転後もよろしくお願いいたします。
【営業日・営業時間等のお知らせ】
現店舗の営業 2020年10月17日(土)午後6時まで
【新店舗での営業】
2020年11月11日(水)(予定) (11月12日(木)から定期発送開始予定)
(オープン日は目安で、準備ができた時点でボチボチと始めます)
〒707-0113 岡山県美作市真加部1057-2
にんぽう倶楽部 杉浦法行
TEL: (未確定) FAX: (未確定) mail: (未確定)
営業日 : 水曜日 ~ 土曜日
(定休日 = 日曜・月曜・火曜日)
営業時間 午前11時 ~ 午後5時
生まれてから59年間住み続けた愛知県、ここから離れるとなると・・・ その日が刻々と迫ってくると・・・ こんな私でも少しばかり感傷的になります。
私という人間を良くも悪くもここまで育ててきてくれた愛知県、特に幸田町と岡崎市。
岡崎市に生まれ、幸田町に引っ越し、結婚当初再び岡崎市に住み、その後幸田町に家を建て・・・
最初に就職した先は名古屋市。寮生活を1年間送り、その後、刈谷、西尾、名古屋市中区に勤務し・・・ その間、併任として瀬戸市、半田市、一宮市などにも勤務。
公務員を辞し、名古屋市中区でスナックを経営しながら、昼間「環境学」や「栄養学」を学び、その後、土建会社の営業マンとして同業者組合の談合会議に参加したり、建設廃材のリサイクルプラントの立ち上げ準備をしたりしながら、なぜか・・単身赴任で三重県志摩市のホテルの責任者に。
他にも数えきれないくらいの様々な経験をしながら、ものすごく濃厚なハードな20歳代30歳代前半を過ごし、30歳台半ばで【にんぽう倶楽部】をスタート。
にんぽう倶楽部をスタートさせてからは、違う意味で、ものすごく濃厚な・・・日々。
あれから25年。数えきれないくらいの人と出会い、数えきれないくらいの人と別れてきました。
そして今回、もしかしたら、今までで最も大きな別れとなるかもしれない。
寂しいことですが・・・ それでも、次なる一歩を踏み出す大きな意義がある、と信じて・・・
過去に浸っている時間も余裕もないのですが、それでも、もの心ついた幼少時の頃から現在に至るまでの様々なことが思い出されます。
これまでの様々な経験を、これからの社会のために少しでも活かしていけるように、新たな一歩を踏み出します。
世間から見たら、取るに足らない・蟻の一歩にも満たない活動です。
1頭の象の一歩より、1000匹の蟻の一歩。私はそのほうが重要だと思っています。
みなさんも、1000匹の蟻の中の1匹になってくださいね!!!
人はどうして人の集まるところに行きたがるのだろうか?
人の集まるところに行って、一時的な享楽に浸り、今まで以上に疲れ、そして再びさらに疲弊した都会の生活に戻る。
地方再生・地方創生と叫ばれ始めてどれくらいの歳月が過ぎたのだろう?
その間、いったいどれだけの税金が、補助金・助成金として湯水のように使われてきたのだろう?
その結果、地方は、少しは変わったのだろうか?
変わったのは、「都会に居を構え地方再生を叫ぶ資本家や政治家や学者」と「地方に暮らすほんの一部の権力者たち」だけではないだろうか?
地方に暮らす多くの人たちにとっては、何も変わっていないのでは???
否、都会の資本の偏った注入によって、ただただ中途半端に地方が荒れていっているだけではないのだろうか???
荒廃する田舎が激増している。
資本を持った都会の人間が、「ああでもない、こうでもない」とひたすらかき回す。
かき回す都会の人間たちは、決して地方に住もうとはせずに・・・
私の今回の決断の裏には、こうした想いもあるのです。
幸田町は、全国でも珍しい、今でも人口が増え続けている町です。
日本全国の80%以上の市町村において、人口減少が止まらない中で・・・
幸田町で、5,000万円の建売住宅を購入するのであれば、人口激減地域で2,000万円のリフォーム住宅を取得しよう!!!
宅地面積は、都会の10倍以上もざらにある。
望めば自給用の田畑も付いてくる。
建築資材の多くを自然素材にしてくことも可能だ。
こんなことを求める人が増える世の中になったらいいな~
そうなったら、疲弊する人が減る世の中になってくんだろうな~
キリキリした雰囲気の管理社会からの脱皮も可能になるかもしれない。
やたらに「権利」「義務」を主張する世の中からも抜け出せるかもしれない。
優しい目をした、優しい行動をする人が増える世の中になっていくんだろうな~~~
そう思っているのであれば・・・ そういう世の中になって欲しいと思うのであれば・・・
できてもできなくても、まずは、自らが行動に移していかないとね!!!
自ら行動しないと、上記のような、「便利な場所に身を置いて補助金をかすめ取る都会の資本家たち」と同じになってしまいますからね!!!
時期尚早なのは百も承知。
まだまだ、時代はそこまでの流れになっていないだろう。
しかし、時代の流れを待っていては、今以上に取り返しのつかない世の中になっていくことは明白なのでは・・・
時代は、資本家・権力者たちが作るものではなく、一般大衆が時間をかけてジワジワと作り上げていくものであって欲しい。
こんな想いも胸に秘めながら、静かに新たな一歩を踏み出します。
2020.09.27