お伝えしたいこと
本当は危ない国産食品
【本当は危ない国産食品】(「食」が「病」を引き起こす)
奥野修司 著 新潮新書 発行
書籍の紹介です。
副題として【「国産だから安心、安全」なんて大ウソ!】 とあります。
すべてのページにチェックが入るほど、中身の濃い本です。
専門的なことがたくさん書いてあるのに、読書慣れしていない人でも読みやすい本です。
書店で購入して、一人でも多くの人に知らせてくださいね。
以下、書籍の中の気になる文言を列挙しますね。
- 今の農薬の特徴は、浸透性。植物が吸収して全体の細胞に行き渡る。
- 農薬は、安全と言われる少量でも、神経には作用する。
- 浸透性農薬は胎盤関門というバリアをいとも簡単に通過し、さらに母乳も汚染している。
- 食べた人には毒性があるという実感はない。健康に影響が出るのは10年先20年先半世紀先。
- 病気になっても結局は原因不明としてうやむやになってしまう。
- 日本は世界でも稀なほど大量の農薬を使っている。
- 日本は自閉症やADHDなどの発達障害児が世界でもトップレベル。
- 多くの病気は遺伝より環境要因が大きい。
- 合成化学物質に最も影響を受けやすいのは、胎児から思春期までの子供。
- スーパー、コンビニで購入した日本のお茶(茶葉39検体、ペットボトル9検体)からは100%、ネオニコ系農薬を検出。
- お茶の栽培には200種類の農薬が認可されている。
- 長野県で子供の尿に含まれているネオニコを分析したら全員から検出された。
- お茶からだけではなく「野菜ジュース」からも100%検出。
- 東京都の「国内産野菜・果実類中の残留農薬実態調査」によると、キュウリやホウレンソウなどが100%ネオニコ検出。
- EUやカナダ、台湾、韓国などに輸出をすれば検疫ではねられるほど高い残留農薬。
- 日本の残留農薬基準値は信じられないほどゆるい。
- 通常の栽培法ではEUに輸出できない。
- 健康のためと思って緑茶を飲んでいる人が、緑茶が原因で病気になっていた。
- ホルモン作用は、残留基準値よりはるかに低い1兆分の1の単位で大きな変化を引き起こす。
- 有機リン系殺虫剤は、神経障害や呼吸困難にして殺す化合物。とくに子供の脳に影響を与える。EUでは次々と禁止にされているが、日本では、今もよく使われている。
- 有機リン系に替わってネオニコが登場。人間にも神経毒性があることが分かり、EU各国や韓国、ブラジルなど使用を禁止する国が相次いでいる中、日本はなぜか緩和。
- ネオニコは水に溶けやすく根っこから吸収されると茎を通じて全体に浸透し、虫が葉を食べると死にます。植物全体が農薬漬けだからです。
- ネオニコは油にも溶けやすい。細胞膜をスルスルと通り抜けます。熱にも強いので煮てもダメ。ネオニコは血液中に分解酵素がないので脳にも簡単に入ります。
- ネオニコは、お米などの農作物だけでなく、ペットのノミやダニの駆除剤やゴキブリ駆除剤などにも使われている。
- お米や野菜から農薬が検出されるように、それを食べる日本人の体からももれなく農薬が検出される。
- 日本人は、お米やお茶や野菜や果物を介して常に農薬を食べている。
- 3歳児223名の尿を調べたら、100%全員から農薬を検出。
- 生後1~2日目の新生児の尿からもネオニコが検出された。
- ネオニコは、母親の口に入って1時間後にはもう胎児の血液に移行している。1時間後のネオニコの血中濃度は、お母さんと赤ちゃんとほぼ同じ。
- お母さんから検出された化学物質は、生まれてきた赤ちゃんの臍帯血、胎盤、どこを調べてもほぼすべて検出。お母さんが食べたものはそのまま赤ちゃんに移行する。
- 化学物質の検出割合は、お母さんと赤ちゃんで全く一緒。
- 日本人は、生まれる前から死ぬまで農薬に汚染され続けている。
- EUなら廃棄処分になるほどの高濃度の農薬が、なぜ「安全」と言われる国産の農作物から検出されるのか。
- お茶は200種類の農薬が認可されていると書いたが、イチゴは300種ほど認可されている。
- ある県の慣行栽培の農薬散布回数のガイドライン、「キュウリ56回」「トマト54回」「ナス59回」「イチゴ63回」「ナシ34回」「リンゴ25回」
- 農家はネオニコがどういうものか知らずに使っている。
- 農作物の残留基準値を高くすれば、農家が農薬を散布する回数も増やせる。
- お茶の残留基準値は、EUの2500倍も高い。欧米に比べてお茶をはるかにたくさん飲むのに。
- お茶は、コーデックス(国際食品規格)委員会の基準を超えている。国際標準を超えるのは非常にまずい。
- 茶葉に含まれるネオニコはほぼ100%お湯の中に出ます。
- 残留基準値は、都合のいいようによく変えられる。
- 2015年 最大1000倍に基準値が引き上げられた。
- 収穫日前日まで農薬を使いたいから数値を引き上げて欲しいと農水省に申請があったから。
- 農薬の成分が全国の河川からも検出されている。
- 雨の日の次の日は、環境省の基準を超えている。
- 上流に水田やゴルフ場があるところは簡単に10倍くらいは超える。
- 森林の下草刈りの代わりにドローンで除草剤を撒く地区が増えている。
- 水道水から河川水と変わらない濃度でネオニコが検出された。
- ネオニコは長期間分解されずに残る。地下水に浸透して河川に流れ込む。地下水は汚染され続ける。
- ネオニコは分子が小さいので、浄水場の処理施設では除去できない。
- ネオニコの怖いのは慢性毒性。脳神経にどんな誤作動を起こさせるか分からない。
- 農薬の毒性試験は農薬製造会社が行い、そのデータは非公開。
- JA佐渡では、ネオニコ系農薬は取り扱っていない。ネオニコがトキの繁殖能力を直撃していたことが判明したから。
- 農薬が残留した作物を食べたら、敵味方が分からなくなり自分の細胞を攻撃したり、反応しなくてもいい細胞に反応して炎症が起こる。
- これまで安全と言われてきた超低濃度の農薬で、不妊の原因になる。
- 無毒性量の100分の1という少量でも影響がみられる。
- 安全の指標である無毒性量が信頼できない。
- 日本の低体重新生児の出生率が増加している。34か国中トップという異常さ。
- ネオニコは100万倍に薄めても神経細胞への作用は変わりません。ごく少量でも強い毒性を発揮します。
- 農薬会社が言ってきた「少量だから安全」は、もはや安全の基準にはならない。
- 発達障害が激増している。遺伝的要因で短期間にこれほど増えることはない。
- ここ20年で著しく増加しているネオニコ系農薬、その使用量と見事に一致する。
- ネオニコが哺乳類の精子を減らして受精能力に大きな影響を与えていることは実証済。
- 農薬が多く含まれる野菜や果物を多量に摂取した男性ほど総精子数も正常精子数も少ない。
- マウスの実験では投与量が高濃度より低濃度で強く影響が出た。
- 男は少量で影響が現れやすく、神経発達障害も出やすい。
- ネオニコは、認知症の障害にも深く関係している。アルツハイマーと農薬の相関関係を示す論文はいくつもある。
- ネオニコは、園芸、林業、建築(シロアリ駆除)、ペット(ノミ取り)、家庭用殺虫剤、などなど拡大の一途。農家でない家庭の中にも溢れている。
- 農薬には補助剤の化学薬品が使われている。
- お米から界面活性剤や可塑剤が検出。
- 農薬の毒性検査は、通常、原体(主要成分)の親化合物しか調べない。
- 補助剤が入った製品での毒性試験はしていない。調べてもいないのに安全、万全・・・
- 農薬の複合毒性については、人体実験をしているようなもの。
- 日本人の多くの人の尿から「ラウンドアップ」が検出されている。
- GM大豆も問題だが、圧倒的に多いのが小麦粉。
- 遺伝子組換えでない小麦粉からも「ラウンドアップ」(主成分グリホサート)が検出される。
- 収穫直前に小麦を枯らして効率的に収穫するため。
- カナダ産アメリカ産のほぼすべてからグリホサートが検出されます。
- 北海道のジャガイモからも検出されます。
- 純粋なグリホサートは、草を枯らすことができない。
- グリホサートに界面活性剤を添加して細胞膜に浸透するようにしたのが「ラウンドアップ」
- 添加剤で植物の細胞膜を壊し、添加剤と一緒にグリホサートが細胞内に入って、植物の生命活動を止めて枯れさせる仕組み。
- 何を混ぜているかは企業秘密で分かりません。
- 完成品の「ラウンドアップ」は、主成分のグリホサートより100倍以上毒性が強い。
- 添加剤によって毒性が強められている。
- ネオニコも主成分より商品としての製剤の毒性が100倍高い。
- 重要なのは、グリホサートに毒性の強い何かが添加されていること。
- グリホサートに毒性があり、添加剤の界面活性剤の毒性はその1,000倍だった。
- 急性毒性試験はしているが慢性毒性試験はしていない。
- ラウンドアップは、ネオニコと同様に洗っても取れない。植物全体に浸透していく。
- 浸透させた後、残留性を高め、有効成分が長く体内に留まるようにするため。
- 以下、まだまだ続きますが・・・ 省略します。
以下、
「不自然な食べ物」
「食べてはいけない食パンリスト」
「パスタと野菜に気を付けろ」
「農薬工業会の批判に反論する」・・・
などなどの内容があります。
この本は、自ら購入して、しっかり読んで、ご家族がいつでも読むことができる状況にしておいてくださいね。
「何がいい」とか「何が悪い」という押しつけをするのではなく、こういう本を読んで、自ら判断する人を増やしていって欲しいのです。
農薬や医薬品(ワクチンも含む)にも、ほとんどすべてに【合成界面活性剤】と【イソシアネート類】が添加されています。
- 目的は、『浸透性』と『残留性』です。
私が子供の頃は、小学校で全員並んで次から次へと何かの予防接種を受けさせられた。
筋肉注射の場合、接種後すぐに「しっかり揉むように」と厳しく言われた。
でも、今は揉まなくてもいい!
その理由は、すべてのワクチンに【合成界面活性剤】を添加してあるから! なのです。
細胞膜を壊して、有効成分を全身に行き渡らせる。
なんと恐ろしいことをしてくれるのか・・・
さらに近年は【イソシアネート類】を追加で添加するようになった。
浸透させた後、残留性を高め、有効成分が長く体内に留まるようにするため。
植物を枯らす・虫を殺すための手法・添加剤と、人間の病気を治すための手法・添加剤が全く同じ!
医薬品は、人間を枯らし死に追いやるためにある、と言い換えることができるのでは!!!
2021.05.18