今月の一枚

初収穫は【玉レタス】

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【移転後の初収穫は玉レタス】
想定以上に元気に育ってくれました。
想像以上に美味しいレタスになりました。
アクがなく、すっきりとした後味のいいレタスです。
家にある調味料を駆使しながら、いろんなドレッシングを手作りして楽しんでいます。
毎日1玉ずつ食べています(ニコッ)。

そうそう、自家用で栽培しているわけではありませんよ!
本気モードの販売用です。

「固定種の種」「畑の土で苗つくり」「定植前も定植後も一切何も入れない」
農薬はもちろん、化学肥料も有機肥料も一切使わない。
マルチシートも使わない。
定植時もそれ以降も、一切、水やりもしない。
草の状況を見ながら、「そのままにしておく」「根から抜く」「根は残して刈る」という判断をして、タイミングを見計らって作業をする。
選択やタイミングを見誤ると、すぐに野菜に影響が出始めます。

初めての畑で、今ひとつタイミングがつかめずに・・・ あまりに雨が続き、レタスが草に覆われ過ぎていたので、一部、試しで、きれいに草取り(根から草を取る)したら、数日後、一気に弱ってきました。中には、溶けてなくなってしまったものも・・・
とけるということは、過去の肥料分がまだまだ残っているということなんですね。
考えてみれば当たり前ですよね。

20201106 整備前の畑

これ、昨年の秋に撮った写真です。
手前は草刈りをした後、奥はまだ草刈りしていない部分。

 

 

 

畑の中からいろんなものが次から次へと出てきて、草刈りが進みません。
1メートルも進まないうちにこのありさまです。
畑全体が、廃棄物の上に土が積もり、その上に草が生えている状態です。
さすがに、人力では手に負えず・・・

20201106 整備前の畑(廃棄物)

 

産廃業者さんに依頼しました。
驚くことに・・・
産廃用4トントラックに数十車の廃棄物。
これは畑にはならないぞ・・・ と、畑の表面の土もひととおりを取ってもらうことに・・・

予定外の大きな出費に、その後の予定も大狂い。
でも、そのおかげで、想定以上の「おいしい玉レタス」の収穫ができるようになった、というわけです。

 

 

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表面の土をすべてすくってもらっても、笹やセイタカアワダチソウなどの根っこがこれでもかというほど残っています。

 

 

 

 

 

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年明け、立春以降、延べ5回ほどの耕運をし、この状態になりました。
なぜ立春以降なのか・・・
冬至から立春の頃に畑の土をかき回すと、なぜか不作になるんです。
20年以上前に何度も経験し・・・ いつ頃からか、この期間は土を休ませる期間になりました。

 

 

 

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畑の土をフルイにかけて苗つくり用ポットで一粒ずつ苗つくり。
フルイにかけた土でもいろんな草がたくさん蔓延ってきます。

この作業を3月後半(愛知の時は2月下旬か~3月上旬だったのですが、こちらでは、最低気温が上がらず、愛知の時より1か月くらい遅いです)にして、育ってきたら、苗の中の草を取ります。

 

 

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この時期であれば、苗の根を少々傷つけても、どんどん再生してきます。

 

 

 

 

 

 

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育った苗を、畑に定植。
1畝が約50メートルあります。
今回は、2畝作付けしました。

 

 

 

 

 

グングン育ってきます。

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レタスだけでなく、いろんな草も育ってきます。
草に負けることもありますが、明らかに草に助けられながら元気になっている、と感じられることも多いです。

 

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そうそう、真ん中は「ブロッコリー」
春蒔きブロッコリーは、あっという間にモンシロチョウの幼虫に葉を食べられてしまうのですが、レタスの間に植えると、かなり影響が減ると聞いたので試してみました。
「確かに!!!」

 

 

 

 

 

今のところ7割~8くらいは順調に育っています。

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そして、無事、収穫となりました。

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畑から鳥取方面を眺めると、こんな景色。

 

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冬は、山が真っ白に輝きます。
これがものすごくきれいで、日々、感動!!!
感動しすぎて、冬に写真を撮りそびれました。

 

 

 

 

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これは、「おかのり」
レタス定植時に種蒔き(直播)しました。
10年以上自家採種を繰り返している種です。元気に元気に育って、日々、おひたしやお味噌汁の具にしています。

 

 

 

 

 

 

畑には、様々な鳥がやってきます。

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つい最近現れた鳥。
足がものすごく太い!
雉の子供のように見えたけれど・・・

2021.06.03