気の向くままつぶやき
タバコの有害性???
【たばこの有害性???】
多くの人に驚かれます。
「杉浦さん、タバコを吸うんですね」って。
今さらどうしてタバコの有害性の話をするの?
【 タバコ = 毒 】
【 百害あって一利なし 】
何も語る必要はないでしょ! これが世間の常識なのでは?
でもね・・・ タバコの何が有害なのか、どう有害なのか・・・ それを語れる人は全くと言っていいほどいないんですよね。
単に、「タバコはいけないもの、だから法律で禁止すればいいのに・・・」
百歩譲って・・・ 本当に有害なものであったとして・・・ それでも、何がどのようにいけないのか・・・ せめて知るようにして欲しいものです。
タバコに限らず、【世間で「毒」と言われるもの】 【世間で「身体に良い」とされるもの】いずれであっても、その真偽を自ら確認してみて欲しいものです。
タバコの歴史は1500年前にさかのぼります。マヤ文明時代に宗教用儀式として既に使われていた。
先住民族の間では、邪気を払う宗教行事だけでなく、肺病の治療薬としても使われていた。
タバコは、歴史をさかのぼってみると、かなり神聖なものだったようだ。
日本では、約500年前から愛用されるようになっている。
一般庶民が日常的に愛飲するようになったのは、江戸時代初期の頃。
それでも400年以上の歴史がある。
タバコは、その頃から本当に有害だったのだろうか???
おそらく・・・ 現代社会が考えるような有害性ではなかったのだろう。
「昔のタバコ」と「今のタバコ」 何が一番違うのか・・・
昔のタバコは、同じ銘柄のタバコであっても、年ごとにかなり味が違っていました。とは言うものの、その銘柄の特徴はしっかりありました。
今のタバコは(おそらく20年くらい前から現在まで)、銘柄が同じであれば、年ごとに味が変わることなく、いつも同じ。
何故そういうことが起こるのかな? と考えてみると・・・
昔のタバコは、タバコの葉そのものの味・香りを大切にしていたと思うのです。
今のタバコは、極端に言えば、どんなタバコの葉であっても、香料と添加物でいつでも同じ味・香りにすることができる。
つまり、今のタバコは、タバコの葉の味・香りを楽しむのではなく、化学香料・化学防腐剤などを吸っているということになる。
煙を吸い続けることが身体にいいなんてことを言うつもりは毛頭ありませんが、タバコの有害性が一気に増してきたのは、おそらく、銘柄ごとの味を香料で調整するようになってからでしょう。
香料のほとんどすべてが化学香料。天然香料も一部あるようですが、そのまま使われることはなく、化学溶剤などで抽出されたもの。つまり、天然香料と言われるものも、化学的に手が加えられたもの。
25年くらい前だったと思うのですが、タバコを吸うと頭が痛くなる。
どうしてだろう???
同じ銘柄のタバコを吸っていても、以前と違うような気がする。
何となく、化学薬品の揮発成分がやたら気になる。
そんな折、たまたま行きつけのショットバーのマスターとタバコ談議になり・・・
「無農薬・無添加のタバコあるよ! と言っても、自分で葉を巻かないといけないので面倒だけど・・・」 てなことになり、簡単な手巻きの道具を借りて、専用の紙にまいて吸ってみると・・・ 嫌な化学成分を感じず、頭も痛くならずに・・・
それ以来、無農薬・無添加のタバコ探しを続けながら・・・
今は、アメリカンスピリットの無農薬・無添加のものを吸っています。
タバコの有害性について、実は、タバコの葉そのものには何の罪もない。
そう、タバコの葉そのものには、有害性はないのです。
栽培時に使われる農薬・肥料、そして上記で述べた、1銘柄100種類くらい使われるだろう化学合成添加物が一番の問題なのでしょう。
そして、これはお知らせしておかないと。
【全世界での農作物別農薬使用量について】
第1位 綿花(断トツです)
第2位 コーヒー
第3位 タバコ
この順位は、もう何十年も変わっていません。
この3つの農作物で、農薬を使用しなくなったら・・・ 全世界の水・空気・土・・・ すべての環境が一気に改善されるだろう。
そして、農薬による直接・間接被害も激減することだろう。
にんぽう倶楽部では、自然栽培の食べ物を中心とし、国内生産のものの取り扱いを優先していますが、オーガニックコットン製品の取り扱い、そして、コーヒー豆の自家焙煎をしています。
その理由が、上記の農薬使用量の問題なのです。
そして、販売するつもりも推奨するつもりもありませんが、自らは、「無農薬・無添加のタバコ」を楽しんでいます。
タバコ嫌いの人に何を言っても無駄かもしれませんが、タバコの有害性の根本原因は、「1銘柄に大量に使われる化学合成添加物と栽培時に使われる農薬や肥料」です。
そういう意味では、ロウソクやお線香、お香も同じように有害なのです。
使われている化学合成香料は同じです。その組み合わせが違うだけです。
柔軟剤に使われている【マイクロカプセル・イソシアネート入り香料】と同じなのです。
無農薬・無添加のタバコを、これらのものと同様に扱って欲しくない、という思いはありますが・・・
まあ、理解できる人は少ないですよね(笑)。
理解する気もないですよね(笑)。
私は、国産たばこを吸うと頭が痛くなりますが、無農薬無添加のタバコであれば頭は痛くなりません。
柔軟剤は論外として、ロウソクやお線香の焚いてあるところに行くと、柔軟剤のニオイを嗅いだ時と同じような症状が起こります。
その香りの種類によって(詳細は分かりませんが、というより確認する前に倒れてしまうでしょう)・・・ 頭痛・胃痛・喉の痛み・下痢症状・鼻水・耳鳴り・心臓の痛み・・・ などなど、が起こります。
今では、そのニオイによって・・・ 「ヤバい、心臓が痛くなるぞ!」と吸い込む揮発成分によって、起こりうる症状も予測できるようになってきました。
「やばい!」と感じた時は、誰とどんな話をしているときでも、一旦、その場から離れることにしています。そたったそれだけのことで、その後の苦しみは何十分の1以下になります。
話が逸れてしまいましたね。
タバコと言えば、
タバコを吸う人のマナーは、決していいとは言えません。
タバコを吸う人のマナーの悪さが、タバコをさらに嫌われ者にしているのでしょう。
まだ、新幹線に禁煙車なるものがなかった時代、私は新幹線に乗るのが苦痛でした。
喫煙者のマナーの悪さ・・・ 目に余るものがありました。
新幹線に1両だけ「禁煙車」ができたとき、私は、常に、迷わず禁煙車の指定席を購入しました。
あのマナーの悪さを見るくらいなら、数時間タバコを我慢するほうがマシだ、と感じたものです。
新幹線を降りると、当時は、当たり前にホームにあった灰皿に一直線。
ゆっくりタバコを楽しんだものです。
タバコは、多くの先住民族の人たちの間では、来客をもてなす大事なもの。
祭りごとの時にも、厄除けを含めて、必須のアイテム。
連綿と続いてきた伝承文化でもあるのです。
それが、いつの間にか・・・ 化学薬品漬けの有害物質に変わってしまった。
社会に対するささやかな抵抗として・・・ 私は、これからもタバコを吸い続けるだろう。
高校時代、教師やずるい大人たちへの抵抗としてタバコを吸い始めた時のように・・・
「日本たばこ産業㈱」のHPに【たばこ添加物リスト】が掲載されています。
どんな添加物が使われているのか・・・ ご覧になって損はないと思います。
副流煙で困っている方、こういう添加物が使われているのですから、柔軟剤と同じような被害に遭うのは当然ですよね。
なお、多くの化学合成添加物は、その添加物を作るために、少なくとも数種類から数十種類の化学薬品が使われます。
10種類の添加物が入っていたら、100種類くらいの化学薬品が使われていると思ってくださいね。
これは、食品でも同様です。
2021.07.05