お伝えしたいこと

痛みとは?

【 ≪痛み ≫とは 】

頭の痛みでも、胃の痛みでも、擦り傷の痛みでも・・・

痛みというのは・・・ 悪いものなのでしょうか? 何とかして痛みを和らげないといけないのでしょうか?

確かに、痛いのは辛い。

耐えきれないほどの痛みを我慢したほうがいい、と人様に強要する気は毛頭ない。

 

ただ、こうした見方もある、ということだけは知っておいて欲しいと思います。

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【痛みとは】

  •  今まさに、修復作業の真っ最中、ということを、本人に知らしめて、「触るな! 動かすな! 安静にしていろ!」と警告を発している。

身体が、自ら強制的に動けないように仕向けている。

 

  •  危険予知・察知のための危険信号としての「痛み」

この物質をこれ以上身体に入れる(食べる・飲む・吸う・触るなど)と危険、ということを、身体が本人に教えてくれている。

痛みを出して、それ以上、身体に入れないように仕向けてくれている。

 

  •  ①と②の同時進行もある。

 

どうですか?

思い当たること、たくさんありませんか?

 

多くの人が、痛みは身体にとって良くないことだと考え、何とかその痛みを排除しようとする。

痛みを取る方法がどんな方法であれ、それは、身体の修復作用や危険予知作用を妨害・停止させる行為なのでは!

 

【余分な治療行為(代替療法も含む)をしなければ・・・】という条件付きで、

『人は、痛みのある間は、滅多なことでは死なない!』

これが、生き物の本来の姿だと思うのですが・・・

身近な人たちの死を何人も見届けている中で、私は、こういう結論に至りました。

私自身の死をも覚悟した経験も大きかったですね。

 

(がん治療は、すればするほど、強烈な痛みを伴い、その痛みの中でもがき苦しみながら死を迎えることが多いが、どんな末期のがんでも、全く治療をしなければ、ほとんど痛みを伴うことなく、静かに眠るように亡くなっていく。治療をしない人の場合、痛みがある間はほとんど亡くなることがない。痛みがある間は、まだまだ修復の見込みあり、と考えてよさそうだ!)

 

常日頃、西洋医療の投薬や手術などだけでなく、東洋医学の漢方薬や各種代替医療やサプリメントなどでも同じです。

痛みを抑えようとすることは、身体の修復作業の妨害以外の何物でもないのです。

頭痛・腹痛・腰痛・筋肉痛・関節痛・・・ みんな同じです。

 

ただ、ここで注意して欲しい。

常日頃、農薬漬け・肥料漬け・添加物漬けの食品を多用している人は、身体の修復作業に、より大きな痛みを伴うことが多く、かつ、長期間にわたることが多い。

長年、医薬品を飲み続けている人も同様のことが言える。

 

 

真に何かを治したいと思ったら・・・ 痛みをどこまでもこらえて、痛みが過ぎ去るまでひたすら待ち続けることだ。

途中で、何らかの方法で痛みを抑えてしまうと、修復作業が途中で終わってしまい、かつ、痛みの原因を抱えたまま痛みを解消してしまうので、その後、かえって重症化してしまう可能性が高くなる。

 

頭痛薬を飲んで、その後、さらに強い頭痛に悩まされるようになる、そんな繰り返しをしている人いませんか? 典型的な例です。

脳症も、その代表的な例でしょう。

予防接種も頭痛薬も・・・ 何もしていない人が脳症になることはまずないと言っていいだろう。

脳症になる人は、ほぼ例外なく、予防接種をした人や、何らかの投薬を施された人です。

 

プロ野球のピッチャーの肩や肘の故障の増加、いろいろな理由が考えられますが、その中の大きな要因として、私は、「アイシング」を一番に取り上げます。

登板終了後、疲労・炎症の中で・・・ 身体が修復作業を必死でしようとしている今まさにその時(痛みを発し熱を帯びてくる)、無理やり氷で冷やして、痛みも熱も取ろうとしてしまうのですから・・・

一時的に楽になるかもしれませんが、身体はたまったものではありません。修復作業を途中で中断させられてしまうのですから。

本来自然に治るものが、治らなくなる可能性が高くなってしまう。

こんな繰り返しの中で、次から次へと故障者を出していく。

それが、今日のプロスポーツの世界なのではないだろうか。

プロスポーツは、経済理論に乗っ取った興行です。

選手の寿命よりも、選手の健康よりも、今年の売上利益・宣伝効果のほうが大事です。

選手の代わりはいくらでもいるのです。

 

こうしたことを理解していれば、アマチュアスポーツにおいて、「アイシング」なんて行為は、決してできるものではない。

湿布薬も同じですけどね。

湿布薬は、合成界面活性剤の働きで、皮膚細胞を破壊して鎮痛成分を体内に送り込む仕組みになっています。

痛みを止めて修復作業を中断させ、その上、皮膚にダメージを与え、体内に合成界面活性剤という有害物質を体内に取り込む、実は、とんでもないことをしているんですよ!!!

 

【痛み】という自然治癒作用を大事に見守れるような生活を送りましょうね。

 

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【身体の痛み】のお話をしましたが・・・ 実は、【心の痛み】も全く同じなのでは!!!

 

心の痛みは、心の修復作業の真っ最中!

このように考えると、心の痛みは、決して悪いことではない! と言えるのでは。

 

ただ、心の痛みの場合は、ほとんどすべての場合で、相手がある。

相手を意識しての「心の痛み」の修復作業は、時間もかかるし難しい。

相手をできるだけ意識せずに、自分だけの世界に入っての修復作業は、比較的スムースに進む。

その繰り返しの中で、自分という人間の生き方が出来てくるのでは!!!

 

失恋したり、上司に叱られたり、何か失敗をしたり・・・

そんな時に落ち込むのは当たり前ですよね。

その落ち込みを「うつ病?」なんて考えて、精神安定剤を処方する、なんてバカげたことは決してしないように!

落ち込むほうが正常です。修復作業中なんです。

修復作業の妨害をしてはダメですよ!

 

正常な人を病気に仕立て上げるのが、まさに現代医療。

現代医療の罠に、はまり込まないようにしましょうね。

 

身体であれ、心であれ・・・【痛み】を悪い言葉として捉えずに、心と身体、それぞれのバランスを整えてくれる【自浄作用】であり、“ありがたいこと”と捉えることを忘れないようにしましょうね。

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2021.07.30