お伝えしたいこと
衆議院議員選挙
衆議院議員選挙があるようですね。
みなさんはどのように考え、どのように投票しますか?
これまで何度もお話してきましたが、
「野党」に投票する、それがより良い社会に向かうための基本中の基本。
私は、そう考えています。
野党に政権維持の能力があるかどうかは関係ありません。
実際に政権を得られるかどうかも関係ありません。
投票した人が当選できるかどうかも関係ありません。
政権を持っている権力者たちが、権力者のための政治をしないようにけん制する方法、
それは、
「このまま突っ走ると足をすくわれるぞ、弱者の本音もある程度、本気で政策に取り入れないと権力を維持できないぞ。」という危機感を、権力者たちが常にヒシヒシと感じるような社会でなければ、権力者の暴走が止まることはない。
安倍政権時代に、どれだけの悪法を作り続けたことか・・・
信じられないほどの多くの権力者擁護法律が成立した。
一見、弱者を救うかのような法律であっても、その実態は、例外なく、権力者たちに富が集まる仕組みになっている。
どこまで汚い連中なのだ・・・ と毎度、大きな怒りを感じている。
私の心中は、
自民党・公明党に投票する人たちは、どんなきれいごとを並べ立てたとしても、自分さえよければ・・・ 自分の仲間内だけがよければ・・・ という人たち。
世の中全体をしっかり見渡した上での、よりよい世の中なんてことは実はどうでもいい。
だから、上辺のきれいごとを並べ立てるだけの人たちに成り下がっていくのだろう。
または、自ら判断する能力のない人たちが、権力者にすがりながら、権力者たちのきれいごとに踊らされているだけ。
実は、そういう人たちが一番厄介なんです。
判断能力のない人たちが、本気で「自分は良いことをしている」と思い込んで突き進む。
そのすぐ横で苦しんでいる人がいても、それさえも見えなくなっているんです。
こんな人もいる。
「多少は苦しむ人が出ても仕方ないよね、世の中をよくするためなんだから・・・」
こういう人に聞きたい。
あなた自身やあなたの大事な家族に同じことが起こっても、同じことが言えますか???
現状、どの政党が政権を得たとしても・・・ 世の中が良くなることはないだろう。
でも、ひとつだけはっきり言えることがある。
野党連合が政権を得て、一時的に混乱の社会になったとしても・・・ 自民党・公明党が政権を維持し続けるよりマシな社会に向かっていてくれる。
今回の選挙結果が、与野党拮抗の結果になることを願っています。
みなさんが、もし、本当に世の中全体としてよい社会に向かっていって欲しいと考えるのであれば、本気で推せる候補者がいなかったとしても、しっかりと野党に投票しましょう。
決して棄権はしないように!!!
2021.10.16