気の向くままつぶやき

たとえば・・・

【たとえば・・・】

“たとえば”・・・ こんなことがあったとしたら・・・ みなさんは・・・ どう思われますか?

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 夫婦で、安全な商品をコツコツと探し、少しずつ販売できる商品が増えてきた。
 いろいろな人に聞いたり、欲しい商品のメーカーを探して問い合わせたり、取り寄せて(購入)味見をしたり、お客さんにプレゼントして試食をしてもらったり、メーカーに直接足を運んで、製造過程を聞いたり確認したり、原材料の詳細も確認し・・・
 こんなことを20年・30年積み重ね、やっとやっと、食生活の基本を抑えるだけの品揃えになった。
 その中身・基準は、
スタート当初は、最低限【無添加】
その後、最低限【農薬不使用・化学肥料不使用・化学合成添加物不使用】となり、
さらには、大前提の基準は【自然栽培の原材料】となり、
どうしても入手不能なもので、日常生活に不可欠と思われるものは【農薬不使用・化学肥料不使用・化学合成添加物不使用】とするが、動物系肥料を使用していないもの。
 有機認証取得は参考にはするが、あまり信用はしない。
認証農薬を使用しているものが多いから、その確認が重要。

 こうして、コツコツと、ひとりひとりのお客さんを大事にしながら、地道に真に安全な商品の啓蒙を続けてきた。

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 そうした中、たまたま隣り合わせたお店が、業種は全く違うが、「関心があるから教えて欲しい」 ・・・ 「スタッフがたくさんいるから勉強会をして欲しい」 ・・・ 「自分たちも良いものを広めたいから卸売りして欲しい。一緒に良いものを広めましょう。仕入れはすべてあなたからするから!」

 そんな声をかけられ、すべてこちらから仕入れてくれるのであれば、隣でも奪い合いや蹴落とし合いにはならないだろうから了承しようか・・・

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 その後、細かな商品説明などを求められ、その都度、「なぜ、この商品なのか、似たような商品と何が違うのか」などの説明をことあるごとにして、これまでに作ってきた商品説明などをコピーして渡し・・・ 一生懸命、隣のメンバー全員が理解しやすいように努力した。
 定例の勉強会の講師も引き受け・・・

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 ところが・・・ そうした勉強会を継続している最中に、すでに、取扱商品の仕入先を確認し、直接問い合わせをしたり、可能な先は、直接仕入れを始めたり・・・ それを何食わぬ顔でしていることが判明。
 その間に、ネット販売もスタートさせ、こちらの取扱商品をすべて網羅するほどに・・・
 ネットでの商品説明は、これまで説明した内容や渡した資料の引用がほとんど。

 宅配業者さんが、当たり前に(間違って)こちらに届けに来るから分かってしまうんですよね。
 仕入先の中には、業種の違う隣のお店からの問い合わせを疑問に思って連絡をくれるところもある。
だから分かってしまうんですよね。

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 「それはおかしいんじゃないの・・・ 最初の約束と違うよね・・・」と言うと、

 「お客さんがもっと安くして欲しいというから・・・」 とか
 「知りたいことがあって確認したら、そちらで扱ってない商品もあったから・・・」 とか
 「誰々の紹介で、直接仕入れるようになった」 ・・・とか
いろんな理由をつけて言い逃れをする。

 当然ながら、少しずつ空気がおかしくなっていく・・・

 それでも平然と、「今まで通り仲良くしましょうよ」と言う。
 それとは裏腹に、さらなる直接仕入れを画策しながら・・・
 仕入ロット不足のものはこちらから仕入れ、ロット確保できそうなものは直接仕入れをする。

 こちらの堪忍袋の緒が切れ、「もう卸売りをしません」というのを待っているかのような態度を繰り返すようになる。

 「もう限界ですね、取引中止しましょう!」

 待ってました、という感じ。

「理由は分からないけど、へそを曲げて卸売りしてもらえなくなったら、やむを得ず、直接仕入れるようになったんです。本当は隣と仲良くしたいんだけどね」なんてことを周りに吹聴し、こちを悪者扱いにしていく。

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たとえば・・・ なんですが・・・
 もし、上記のようなことがあったとしたら、みなさんは、どう思いますか?

 こうしたことって・・・ 消費者が知らない所では、意外と当たり前にあることなんですよ。
 でも、隣り合わせで・・・ というのは、さすがに聞いたことがないですけどね。
 しかも、取扱商品のほとんどすべてを丸ごと・・・ というのは前代未聞かも???
 あくまで・・・ たとえば・・・ なんですけどね。

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 こういうことを見聞きしたり、体験したりすると、私はこう思うのです。

【戦争の始まりと同じだ!】
  両者が争う、ということではないですよ!!!

 やり手と言われるトップは、汚いこと・卑怯なことも平気でする人が多い。
 問題は、その取り巻きの人たちなのです。

「これって、人としてしてはいけないことなのでは・・・」
それを言える人が、メンバーの中に誰もいないのか???

 トップが怖くて言えないのか・・・
 トップに洗脳されて、悪いことも良いことだと思わされて突っ走ってしまうのか・・・
 追い出されないために黙っているのか・・・
 黙っていれば波風が立たないと思っているのか・・・

いずれにしても、誰も異を唱えず・・・ 人の道外れたことを平然と続ける。
こういう組織って・・・ 想像以上に多いんですよね。

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いずれ大きな問題となったときに、
「あの時の空気・雰囲気ではそうするしかなかった・・・」
「あの時は、良いことを広めようと必死だった・・・」
「あの時は、そこまで思い至らなかった・・・」
「あの時は、発言するのが怖かった・・・」
「自分は、ただ、職務に忠実に従っただけ・・・」

などなど・・・
こうした大事な時にもの言わぬ人たちが、汚い・卑怯な・狡い人間の後押しをしていることになる、ということに気付いて欲しい。

戦争って・・・ こうした感覚の中で、後戻りできない状況に追い込まれていくんですよね。

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つまり、
良いものを広めていると言っても・・・
その手法は、【本人も気付かないうちに戦争を始める人間を作り出す】ことと同じなんです。
このことにも気付いて欲しい。

何十年もかけて積み上げてきた大事な仕事・大事な情報を、計画的に1年余りで盗みきり、いかにも自分が作り上げてきたかのように吹聴し・・・
そういう人を見抜ける人が世の中にほとんどいない・・・

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本当に恐ろしい社会になったものです。
法律に触れないことなら何でもあり???
と言いたくなるような社会ですよね。

節操ない人、節操のない会社、節操のないお店 ・・・ 増える一方ですね。
対外的には、いかにもいいことをしているかのように見せかけながら・・・

みなさんの周りに似たようなことがないか・・・ しっかり見極めていって下さいね。
そんな中で、どんな選択をしていくのか・・・

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私は、ことあるごとに言い続けています。
「どの商品を選ぶかはものすごく大事です。
でも、それ以上に、どのお店を選ぶかは、もっと大事です」

ほんの少しでも理解していただけたらありがたいです。

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安心できる社会って???

その意味を、人からの受け売りではなく、社会で実際に起こっていることを観察しながら考えてくださいね。
あなたがその立場になったら ・・・ 安心できるのか ・・・ いろんな場面で考えて、検証してみてくださいね。

2023.07.24