気の向くままつぶやき
【カナリア外来へようこそ】
【カナリア外来へようこそ】
仙川 環 著 ㈱ KADOKAWA 発行
【第1章;化学物質過敏症】
【第2章;低周波過敏症】
【第3章;味覚過敏症】
【第4章;光線過敏症】
【第5章;化学物質過敏症】
過敏症についてはもちろんですが ・・・ 過敏症の人もそうでない人も ・・・ 家族との関わり方について、ものすごく参考になる本なのでは!
過敏症の人にとって最も辛いことは、家族からの理解が得られないこと、これは、過敏症すべての人に共通します。
次に辛いことは、身近な人に理解されないこと。これも共通します。
その次に ・・・ 症状の辛さなのです。
理解できるはずの医療機関でさえ ・・・ 99.99…%の医療機関では理解されない。
この苦しみを共有してくれる人がどこにもいない、その孤独が一番辛いのです。
こうしたことを、少しでも理解しようと思ったなら ・・・ 是非、この本を読んでください。
この本の内容ではありませんが、
私の場合、過敏症どころか、【花粉症】の言葉もない時代、「【アトピー性皮膚炎】って何?」という人ばかり頃から、事ある度に過敏症の症状で苦しんでいました。
いつ何時、どういう時に強い症状が出るのか ・・・ 自分でも分からなかったので ・・・ 辛い時、いつも「あいつは身勝手な奴だ!」のレッテルを貼られ ・・・ そんな経緯の中で、周りの人に理解してもらえるなんて考えたこともなく、理解してもらおうとも思わず、自分なりにこの社会で自分らしく生きるためにはどうしたらいいか ・・・ そのために常に必死だった。
そうした経験を積み重ねていると ・・・ 年々、同じような苦しみを持つ人が次から次へと現れ始め ・・・ 相談を受けることが多くなり、自分とは違う症状なども含め、その対処について、必然的に考えるようになった。
世間の常識や医師頼みでは決して解決できないことも体感した。
症状が出ない生活を獲得するために、自分自身の経験則を積み重ね、痛い経験もたくさんしながら、長い年月の間に、自分なりの答えがハッキリしてきた。
その答えは、誰が試しても害がないことです。
行き付いた先は、効果のあるものを求めることなく、徹底的に害のあるものを避ける!
これに尽きる!
すぐに結果が出ることではないが ・・・ 長い目で見れば、一番間違いのない方法! 最も確かな方法です。
しかも、自らの健康だけでなく、社会全体が健康になっていく内容ばかりです。
水も空気も土もきれいになっていく内容ばかりです。
誰かが何とかしてくれる ・・・ ではなく、自分で自分の世界を作ろう! と言いたい。
その先に、社会全体のために・次世代のために、本気で理解しようとする人が現れてくるのだと思う。
話を戻し、
こんな家族であってくれたなら ・・・
こんな友人がいてくれたら ・・・
このような同僚だったらいいのに ・・・
こういうお医者さんに出会えたら ・・・
そうなるために自分がどのような発言や行動をしていけばいいのか ・・・ 参考になる本だと思います。
この本のようにうまくいくことは少ないと思いますが、それでも言葉を発しなければ、行動をしなければ、あなたはこの社会にいない存在にされて流れていってしまうんです。
それが、過敏症の現実です。
苦しんでいる人が見捨てられない社会こそが、本当の優しさのある社会だと思うのですが ・・・
今の日本は、上辺の優しい言葉かけをすることが“やさしさ”と勘違いしている人ばかりのような気がする。
精神的なことだけであれば、タイミングしだいで上辺の言葉かけで解決することもあるだろう。
しかし、多くの人が発散・揮発させている有害柔軟剤臭などが原因の体調不良は、優しい言葉かけでは解決できないのです。
柔軟剤に限らず、今の世の中、有害化学物質の揮発成分が充満している。
人の集まるところでは例外なく、有害成分まみれの空気しかない。
【本当の優しさとは???】
言葉かけですか?
困っている人が生活しやすい対応をしていくことですか?
その対応とは、あなたが使っている有害生活用品を有害ではない生活用品に変えることだけ!
たったそれだけのことをすることができない。
そういう人ばかりの日本という社会。
あなたが農薬を使用した農作物を購入する、すなわち、どこかで大量に農薬散布が行われている。
散布地域の人たちは、並々ならぬ被害を受ける。
私の場合、春の土壌殺菌剤散布が始まると、必ずと言っていいくらい、何日も寝込む。
近隣で除草剤を散布されると、その症状がさらに酷くなる。
そんな生活が、20年くらい続いている。
農薬散布から逃れるためには、大都会で生活するか、人里離れた農地もない山の中で生活するか、どちらかに限られる。
大都会は、有害化学成分が充満しているので生活できない。
人里離れた山の中での生活では、収入の道を絶たれる。
負債を抱えた貯えのない人間が、いきなり人里離れた山の中で生活することは、今の日本ではほぼ不可能。
折衷案が、今の場所です。
今の場所でも、土壌殺菌剤散布時期には、大きく体調を崩しますが、愛知時代ほど酷くはありません。
自分で自分の安全な居場所を作る。
そういう人が増えれば、社会全体に安全な場所が増える。
安全な地域・場所がないということは、安全な生活をしている人がいないということ。
食に対する安全ゴッコ・自然環境を守るお祭りゴッコは、日本全国盛り上がっているが ・・・ あくまで【ゴッコ】
そのグループ内すべて、農薬使用一切なし! という活動をしている団体や会社、ありますか?
ないですよね。
困っていない人たちが、困っていない人たちとともに、困っていない人を集めて、人に環境に優しい活動をする。
そこに、本当に困っている人が参加することはできない。
なぜなら、その中には、人にも環境にも優しくないものがたくさん紛れ込んでいるから!!!
いったい、何のための活動なんだろう???
今の仕事を始めるもっと前、40年以上前から ・・・ 様々なイベントについて、注意深く観察してきました。
私自身も多くのイベントを企画していました。
何百人も集まるようなイベントも何回か主催しました。
しかし、例外なく、必ず、関わる人たちに、流れを変えられてきました。
関わる人が増えると一気に流れが変わっていきます。
当初の目的はどこへ行った???
いつしか、不特定な人を集めるイベントは一切しないようになりました。
いつ頃からか、様々なイベントを、かなり冷めた目で観察するようになりました。
「もしかしたら ・・・ 期待できるイベントもあるかもしれない!」とささやかな期待をしながら ・・・
そんなものはない ・・・ それが、今現在の私の答えです。
今現在の私の答えを覆してくれるような活動が、日本全国各地で生まれることを願っています。 ・・・
が、有害無害の判断基準を曖昧にしたまま、食の安全運動、環境保全運動をしている間は、どこまでいっても、安全は近づいてこない、それどころかどんどん遠ざかっていく。
有害無害の判断基準を持ち合わせない(そもそもその知識がない)人たちが、環境保全運動をする ・・・ 何が本当の安全なのか知らない人たちが安全ゴッコをしていると言われても仕方ないですよね。
環境保全運動や食の安全運動などに関わる人の中には、その活動を利用して、安全でないものを安全と思わせて広めようとしている人たちがたくさんいる。
言葉巧みに、真面目な人たちを誘導し、安全ないモノも取り込んでいく。
その人たちの知恵と行動力は想像以上に大きいですからね。
良いことをしようと本気で思っているのであれば、【コツコツを旨とすべし!】 忘れないでくださいね。
派手な啓蒙活動をしているところには近づくな! ということですよ。
話はさらに逸れますが、
アメリカ野球殿堂入りした「イチロー」の言葉をほんの一部抜粋しました。
イチロー:
【2001年は、野手として初めて日本人の選手として挑戦したわけですけど、そもそもアメリカで通用するのか、通用するのかってどういうことだよって。僕からしたら本当に失礼な評価から始まって。それが1年目終わってみたら116勝して、そうすると、人の評価っていうのはガラッと変わって。いや、こんな手のひら返すのかって人ってね。そこを見たときに、第三者の評価、人からの評価というのは本当にあてにならないもので。人が評価するから、人がすごいと思うことっていうのは、僕はあんまり信じてないんですよ。でも、重ねてきた時間を振り返ると、感慨深いものがあると、そういう気持ちですよね。ホッとしている。】
【人の評価っていうのはガラッと変わって。いや、こんな手のひら返すのかって人ってね。そこを見たときに、第三者の評価、人からの評価というのは本当にあてにならないもので。人が評価するから、人がすごいと思うことっていうのは、僕はあんまり信じてないんですよ。】
この言葉、何度でも読み返してくださいね。
みなさん、世間の評価に振り回されていませんか?
自分の生き方だけでなく、あなた自身が何かを・誰かを評価するときも ・・・
「杉浦さんの言っていたこと、本当でしたね!」と声をかけてくれた人、数知れず!
その人たちは、例外なく、「第三者の評価を自分の評価に置き換えている、有名な人・すごいと言われる人しか信用できない人たち」です。
だから、有名な誰かが言ったことを信じ、その内容と私の発言を照らし合わせての上記の私への声掛けなんです。
有名な人が言ったか言わないか、なんてことには関係なく、あなた自身で判断できる目を養ってよ!と言いたいですね。
その判断がたとえ間違っていても、誰かの話を鵜呑みにするよりマシ、と私は思うのですが!
その間違いが、私を貶める内容であったとしても ・・・
更に論点を変えて ・・・
日本の政治に優しさがあるか???
軍隊を例に見てみましょう
自衛隊と軍隊の違いって???
日本は軍隊を持っていない? どういうこと?
いったい、いつまでこの欺瞞を続ける気なのか?
憲法違反も甚だしい。
だから憲法改正???
いや、その前に、まずは憲法順守で軍隊をなくそうよ!
憲法改正するのであれば、その後のことでしょ!
このまま憲法改正して軍隊容認となったら ・・・ 法律って??? 何なの? ということになりませんか?
どんな法律があっても、都合が悪ければ改正して合法にしてしまえばいい、ということですよね。
そんな法律に何の意味があるの?
自民党が考える法律というものは、その程度のものしかない、ということだけは、しっかり認識しておくべきですよね。
軍隊に限ったことではありません。
政治資金法も ・・・ 食品の表示義務も ・・・ 地方交付金も ・・・ 災害支援関連法も ・・・みんなみんな同じです。
自民党の派閥関連企業の利益のために法律がある。
都合の悪い部分を指摘されると、その責任を取るのではなく、都合の悪い部分を隠すために法律改正をする。
とんでもない政治だと思いませんか?
どう思いますか?
日本の政治は国民に優しい政治だと思いますか?
本当に困っている人が救われる政治だと思いますか?
医療の世界も同じですよね!
医療の世界での大原則は、
「嘘は言わないが、本当のことも言わない!」ということでしょう。
今では、
「大嘘も何度も言えば本当のことだと思ってもらえる!」という感じになってきましたね。
【どれだけ事実誤認を誘導できるか、それが医師の実力】ということでしょう!!!
多くの自然食品店と同じですね。
多くの環境保護運動と同じですね。
【医師が伝える抗がん剤のデータ、特に比較データ、信じる者は殺される】 これが現時点での私の持論です。
話が逸れ過ぎましたか???
みなさんなりにいろいろ検証してみてくださいね。
書籍の紹介のはずが、完全に脱線してしまいましたね。
【カナリア外来へようこそ】 770円の本です。
みなさん、購入して読んでみてくださいね。
周りの人との関わり方、今までとは違う感性が生まれてくると思います。
2025.03.05