商品詳細

国産・自然栽培・在来種の金胡麻

【 香胡園 の“在来種”自然栽培 の 金ごま 】

 

日本国内の胡麻の自給率は、なんと・・・ 0.1%以下!!!

つまり、99.99・・・%以上を輸入に頼っているということです。

みなさんが当たり前に使っている胡麻製品(「煎り胡麻」「摺り胡麻」「胡麻油」「胡麻ドレッシング」「胡麻入りパン」・・・etc.

その胡麻が、どこでどのように育てられ、どこでどのように加工されたものなのか・・・ きちんと分かっている人、おそらくいないですよね。

なぜなら・・・ 輸入された胡麻の中で、栽培履歴をきちんと確認できるものは皆無に等しいからです。

きちんと有機認証を取得している胡麻であっても、実は、その栽培履歴は、全くと言っていいほど確認できないのです。

過去、10社以上の輸入胡麻販売会社に問い合わせをしましたが、有機認証胡麻であっても、その栽培履歴を確認できた先は1件もありませんでした。

それが、日本の胡麻の現状です。

 

胡麻は、栽培の手間に対して、他の作物に比べ収穫量がものすごく少なく、かつ、収穫後の手作業も多いことから、国内で栽培する人がほとんどいなくなってしまいました。

農業の近代化・機械化・工業化が拍車をかけ、生計のための国内栽培は、限りなくゼロに!

 

そんな中、埼玉県の香胡園さんが、慣行栽培でも有機栽培でもない【自然栽培】で、生業としての胡麻栽培に挑戦しています。

その特徴は、

❶ 農薬も肥料も一切使用しない【自然栽培】

❷ 使用する種は、埼玉県日高市の【在来種の金胡麻】

❸ その種から次の年のタネを取る【自家採種】を繰り返す。

 

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農薬や肥料を使わない農業で自然を守りながら、命の糧となる【種】を守り続ける。

そのおかげで、私たちの平穏で健康な日々が守られるようになる。

選別作業が大変なことから、周りからは反対されたと言う。

『誰もやらないなら私がやる。社会に必要なことなら大変でもやるべきだ!』との想いでスタートしたそうです。

 

私が今のお店(にんぽう倶楽部)を始めた(1996年)理由、『農薬・化学肥料・添加物・合成界面活性剤、これらを少しでも使った商品は販売しないという自然食品店がない、ないなら俺がやる!』 そんな想いと重なります。

農薬・化学肥料・添加物、合成界面活性剤を含む商品を家庭内に持ち込まない、今では、そんな生活が当たり前になっています。

そういう家庭が増えることで、安全な社会が出来上がる。

以下(枠内)、胡麻の収穫期から選別完了までの作業工程です。

香胡園さんの説明をご覧くださいね。

一つのサヤの中に、80100 粒のごまがきれいに並んで詰まっています。ごまは、どんどん天に向かって伸びていきますが、一番下のサヤが茶色くなって開いてきたら収穫のサイン。

そのままにしておくとサヤがはじけて、中のごまが飛び散ってしまうからです。

収穫したごまは、雨に濡れないようにビニールハウスの中に運んで立てかけておき、追熟させます。

十分に追熟させたら、立てかけておいたごまを逆さまに持ってブルーシートの上で叩き、ごまを叩き落とします。

サヤやゴミなどが混じっているので、2種類のふるいを使って大小のゴミを取り除き、干して虫を逃します。

軽い葉っぱなどを風で吹き飛ばす風力選別、色で選別する機械選別などで細かなゴミまで丁寧に取り除いていきます。

非加熱の「洗いごま」は、最後は目視による手選別も行います。

機械では選別できなかった、ごま粒のような極小の石などを目で探し、ピンセットで取り除いていきます。

とても根気のいる作業ですが、良いものをお届けするために、手を抜くことはできません。

上記のような作業を経て、さらに、【煎る】【擂る(する)】という工程が待っています。

【煎る】作業は、熟練の技が必要です。鉄釜で直火で焙煎します。

【擂る】作業は、さらに熟練の技です。

 

油分を残し旨味を封じ込めながら、しっとりサラサラに仕上げる。

そして袋詰め、やっと完成です。

そのお味は・・・ それはそれは格別のものがあります。

【希少な希少な自然栽培・在来種・自家採種の国産の金胡麻】

おそらく・・・ 市販の安売りゴマの10倍以上の価格になると思います。

あなたは、この美味しさに10倍の価格を出せる人ですか?

あなたは、限りなくゼロの自給率を、少しでも上げることを求める人ですか?

あなたは、自然環境や在来種の種を本気で守ろうとする人ですか?

 

今回は、たまたま胡麻を例に挙げましたが、他の農作物も同じ道を辿っています。

自給率が下がり続ける様々な農作物、作用の強い農薬が多用される農作物、人為的に操作された農作物が増え続ける社会、あなたの日々の選択、その集大成が今の社会。

「一人では何も変わらない!」ではなく、

「一人でも変わること!」が重要だと思っています。

2023.03.21