今月の一枚

自家製 みかん酵母パン

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自家製みかん酵母でパンを作りました。

 

【自然栽培のみかん】の皮をむいて、皮以外の中身をそのままミキサーにかけ、密閉できるビンに入れて数日置く。

たったこれだけのことです。

早いと1日目からプクプクし始める。

油断してフタを開けると、みかんが飛び散ります。

 

34日目には「みかん酵母水」の完成です。

 

この「みかん酵母水」【自然栽培の小麦粉】【オーガニックシュガー】【天日塩】を混ぜ、ボールに入れてラップなど(サランラップやクレラップはダメですよ!)を被せ10時間ほど置く。(一次発酵)

 

焼きたい形のパンの型に成形して、さらに数時間置く。(二時発酵)

 

オーブンかトースターで焼く。

 

おいしいおいしいみかん風味の自家製みかん酵母パンの出来上がり!

 

 

ものすごく簡単ですが・・・

簡単にできる人と簡単にできない人がいるんです。

 

アルコール消毒を頻繁にしていたり、家の中で消臭剤などをバンバン使ったりしている人は、おそらくうまくできないでしょう。

柔軟剤、制汗剤、芳香剤、整髪料なども同じです。

これらの商品には、殺菌作用のある化学薬品が必ず使われています。

菌を皆殺しにしようとして、自然の菌を利用した美味しい食べ物ができるはずないですよね!

 

自然界の菌は、想像以上に、日々刻々と働き続けている。

しかも、自然界を常に安定維持できるように働き続けている。

その働きの一部を、私たちは利用させてもらっている。

 

化学的に菌を殺すという行為がどういうことなのか・・・

もっともっと深く考えてみる必要があるのでは!!!

 

殺菌剤・滅菌剤・抗菌剤などは、殺す菌を選びません。

私たちが有用に利用している菌も根こそぎ殺します。

そんな環境の中で、日本の誇る発酵食品が健全にできるはずもありません。

 

化学的な操作のない自然発生的な菌を利用した食べ物は、造るたびに微妙に味が変わります。微妙に変わりますが、どういう状況であれ「美味しい!」

今回の「みかん酵母のパン」も、3回作って3回とも味が微妙に違いました。

それでも、毎回、「うまい!」と喜びの声を上げました。

 

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美味しくないときは、菌が働き辛い環境・状況が何かあるときです。

その何かを試行錯誤の中で取り除いていくと、私たちが利用したい菌の働きが活発になっていき、あまり失敗せずにおいしい発酵食品ができるようになっていきます。

 

 

現代社会は、菌が働き辛い環境をこれでもかと作り上げている。

そんな中でもきちんと働いてくれる菌を人工的に作りながら・・・

人工的な菌を使って、「日本が世界に誇る発酵食品」なんて上辺の宣伝を繰り広げている。

 

「遺伝子操作菌」「遺伝子組換え菌」です。

 

日本は、遺伝子操作菌や遺伝子組換え菌に対する規制は皆無です。

遺伝子操作菌、遺伝子組換え菌という公的な用語さえもありません。

 

経産省と農水省と文科省の中に、輸出基準適合検査をする部署があり、唯一、そうした部署だけで使われる用語でしかないのです。

(なぜ文科省? って思われる方も多いですよね。試験研究機関は文科省の管轄だからです。縦割り行政の弊害があらゆるところに現れている一例でもあります)

 

 

 

先だって、造り酒屋が蔵の横で運営しているレストランに行き、昼食を食べようと思ったら、「マスクの強要」「アルコール消毒の強要」をされました。

マスクも消毒も断り、昼食をせずに店を後にしました。

このお店のある地域は、地域全体で、すべての客に、消毒・マスクを強要することを徹底しているようでした。

そうすることで助成金をもらうことができ、地域振興助成金を増額してもらうことができる。

そもそもの、マスク・消毒をさせる目的が狂っているのです。

 

 

菌やウイルスを殺す薬品を撒き散らしながら、自然の発酵菌だけが生き残り、安全でおいしい酒類ができると思いますか?

こんなことくらい、どんなおバカさんでも分かりますよね!!!

 

この造り酒屋の「麹菌」「酵母菌」は、ほぼ間違いなく【薬剤耐性の遺伝子組換え菌】を使用しているのでしょう。

 

 

こんなことが、当たり前に日本中で行われているのです。

日本国内から、安全でおいしい発酵食品がどんどんなくなっていき、ほぼ壊滅状態になりました。

そんな中で、ほんの一部の人たちが、天然菌の復活に尽力しています。

天然菌に健全に働いてもらうためには、健全な素材・材料が必要です。

農薬漬け・化学肥料漬け・動物堆肥過多の農作物では、健全な発酵は望めません。

 

試せば試すほど、明白になってきます。

今回の「みかん酵母パン」

1回目から大成功した大きな要因は、すべての材料が「農薬・化学肥料不使用」 かつ 「我が家の家の中は、電気製品などに使われるプラスチック製品などから微量に揮発する化学成分以外は、ほぼ【ノンケミカル】 ということなのでは!

 

 

今、日本中に溢れかえっている「発酵食品」(日本酒・焼酎・ビール・ワイン・醤油・味噌・酢・納豆・ヨーグルト・・・などなど)のほぼすべてが、「遺伝子組換え菌」で作られています。

 

薬剤耐性だけでなく、どんな粗悪素材でも強引に発酵させてしまう化学合成発酵菌です。

【自然界に対する横暴】と感じるのは私だけではないと思います。

 

 

あるヨーグルトメーカーのホームページに、

「プロバイオティクスN-1乳酸菌使用プロバイオティクスとは「腸内フローラ改善することにより、宿主(人など)に有益な作用をもたらす生きた微生物」のことです。生きたまま腸内まで届き善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを保ちます。」とありました。

 

多くの人は、これを読んで「これはいいものだ!」と感じてしまうんでしょうね。

 

私はこう感じました。

「どんな粗悪素材でも美味しく感じるヨーグルトにしてしまう遺伝子組換え菌を使用しています。この遺伝子組換え菌は、本来ありえない「食べた乳酸菌がそのまま腸まで届く」という画期的作用をもたらす菌です。腸内に偏った菌が集中し、人の身体の中に常在し自然に働いてくれるはずの菌たちを凌駕します。」と。

自然の仕組みを何となく紐解いていくと、このように読み替えることができるのでは!!!

 

 

菌そのもをわざわざ使うことなく、自然に湧き出てくれる菌の働きを目の当たりにする機会を増やしていくと、現代社会の矛盾がより一層はっきりと見えてきます。

2021.03.03