石けんと合成洗剤

【石けんと合成洗剤】

【石けんと合成洗剤】

 新しい項目を作りました。【石けんと合成洗剤】
 みなさんに知って欲しいことばかりです。

 にんぽう俱楽部が最初に販売開始した商品、それは「シャボン玉石けん」です。
 1996年10月のことです。

 なぜ「シャボン玉石けん」???
それなりのしっかりした理由があります。
今回はその説明は省略しますが、後日しっかり書きますね!

 合成洗剤の有害性を知ったのは、販売開始から遡ること10年以上。
 1985年頃です。

 当時は、インターネットなどというものはなく、些細な情報収集も苦労の連続でした。
しかし、今では、
 合成洗剤の有害性は、ほんの少しネット検索すれば山ほど出てきます。
 ネット社会と言いつつ、健康や環境に関する重要な・大事な情報については紐解こうとする人が少ないことに、疑問を抱きつつ・・・
【石けん】と【合成洗剤】の違いさえ知らない・・・そんな人で溢れかえっている日本。
 原因不明と言われる病気が次から次へと出てくるのも当然かもしれませんね。
 本当は、原因はハッキリしているのですが ・・・ 厚労省も医療機関も ・・・ 決して公表することはない。それどころか・・・火消しに躍起になる。
 ワクチン行政と同じですね!!!

 ありとあらゆる有害物質に「合成洗剤」の主成分である「合成界面活性剤」が関与している。
 農薬にも・・・ 医薬品にも・・・ 生活用品にも・・・ 食品添加物にも・・・

合成洗剤の有害性・・・例えば・・・
 【皮膚腐食性・刺激性】【皮膚感作性】【生殖毒性】【生殖細胞変異原性】 などが特に有名ですが・・・
ほかにも
 【発がん性】【吸引性呼吸器有害性】【呼吸器感作性】【眼に対する重篤な損傷・眼刺激性】
 【全身毒性】【急性毒性】【長期又は反復ばく露による臓器の障害】【水生生物に毒性】などがあります。

 特に、皮膚疾患と生殖毒性については、切っても切り離せない関係です。

 今後、「私自身の経験」や「相談などを受けた方の事例」や「調べて分かったこと」などなど、少しずつお伝えしていきます。

その前に、このことだけは、大前提として知っておいてください。

【合成界面活性剤(合成洗剤)】の最も重大・危険な有害性とは???
 それは、【浸透性】です。

 皮膚からいとも簡単に体内に入り込む。
 他の成分も引き連れて、アッという間に血管に入り込み、血液とともに全身を巡る。

 安全なものであれば浸透してもいいのでは??? 合成洗剤は国が認めたものだから安全なんだ ・・・ なんて思っている人もいますよね。
 (「国が認めたものは安全」という発想そのものが私にとっては恐怖そのものですが・・・)

でも、よく考えてみてくださいね。

【空気】って???
人が生きていく上で必須ですよね。
空気を危険なもの・有害なもの、と言う人はいませんよね。
天邪鬼の屁理屈屋でもなかなか否定できないですよね(笑)。

その空気、注射器で血管に入れるとどうなるか知っていますか?
小さな注射器1本分の空気が血管に直接入っただけで、人は死にます。

 その昔(私は生まれていませんでしたが)、日本人(日本軍)が、植民地時代の満州や朝鮮半島の罪のない民間人たちを実験台にして、どれだけの量の空気を入れると人が死ぬか・・・という人体実験をしていた、という話を聞いたことがあります。

 もともと有害なものは論外として、一般に安全と言われるものであっても、人の身体には、入っていい箇所といけない箇所があるのです。
 それを精密に神秘的に作用させている、それが人間の身体も含めた自然界なのです。

 合成洗剤は、この精密な人体の働きをいとも簡単に壊してしまうのです。
 合成洗剤の有害性そのものよりも、もっともっと怖いことなのです。

 「この合成界面活性剤は安全!」「この合成界面活性剤は生分解性が高い!」「この合成界面活性剤を魚の泳ぐ水槽に入れても死にませんでした」などなど ・・・ 
とんでも合成洗剤が蔓延していますが・・・
 百歩譲ってそれが本当だとしても ・・・ この【浸透性】は免れないのです。
 なぜなら ・・・ それが【合成界面活性剤】なのですから。

 湿布薬、化粧品などの乳化剤、ワクチン接種、皮膚に限らず人の細胞壁を簡単にすり抜けるようにするために合成界面活性剤を利用する。
 人が生きていく上で最低限知っていないといけないこの常識さえ知らない人ばかりの日本。

 農薬には漏れなく合成界面活性剤が含まれる。
 植物そのものに、土壌にも ・・・ しっかり浸透させるために!!!
 植物も土壌も、たまったものではありません。
 きっと「勘弁してくれよ!」と叫び続けていることでしょう。

 多くの人の身体に実際に起こっている事実との矛盾を探し出してみてください。
 ネット情報には、合成洗剤メーカーが、研究資金を提供している学者に書かせた記事もたくさんあるので、惑わされないようにしてくださいね!!!

 そしてお願いです。
 「坂下栄」さんの著書を、1冊でも多く、隅から隅まで読んでください。
 私は、ほぼすべて熟読しました。
 坂下さんにセミナーをお願いし、打ち合わせをしていた時があります。
 残念ながら、その打ち合わせの途中で、亡くなられてしまい、セミナー開催をすることができませんでした。

 おそらく、後にも先にも、ここまでしっかり【石けん】と【合成洗剤】の違いをしっかりと証明・説明できた人はいないでしょう。
 後に続く研究者がいない。
 その研究では、研究費を捻出できない。
 今の日本社会は、合成洗剤でボロ儲けをする合成洗剤メーカーを批判することは許されないのです。
 ジャニーズ事務所の最盛期と同じ構図です。
 いつか、白日の下に晒されることを願っていますが ・・・ 「いつか」では間に合わないほど、今の社会は、合成洗剤に毒され、その害が蔓延しているのです。
 そのことにさえ気付かない多くの日本人、そこに大きな恐怖を感じています。

以下、坂下栄さんの紹介をしておきます。

坂下栄(さかしたさかえ、1937年ー2007年6月26日)は、医事評論家。

1960年奈良女子大学理学部生物学科卒業。
同年、三重県立大学(現三重大学)医学部解剖学教室で合成洗剤の有害性の研究に携わる。
1979年「洗剤の経皮投与による肝組織の電子顕微鏡的研究 1%稀釈液の重複塗布例について」で東京女子医科大学医学博士。
三重大学医学部助手。

著書
『あなた生活を科学してますか 知っておきたい洗剤の知識』新時代社, 1986.8
『娘に残してやりたいもの 心と命をむしばむものを問いただす 食・からだ・環境を綴る20通の手紙』生活クラブ生協連合会編. 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会, 1995.2 改訂版 ゆうエージェンシー, 1997.6
『合成洗剤 買わない主義使わない宣言』 (危険警告books) メタモル出版, 2002.2
『すこやかに生きる暮らしの科学 身近な"危険物質"!シャンプー、洗剤から環境ホルモンまで』ゆうエージェンシー, 2003.10
『21世紀の子どもたちと地球のためにお母さんができること 娘に、そしてまだ見ぬ孫へ贈る22通の手紙』メタモル出版, 2003.7
『かけがえのない生命と地球のためにあなたができること』メタモル出版, 2007.12
監修
『「ハミガキ」は合成洗剤です』監修, 山崎雅保著. メタモル出版, 1998.10
『これで安心環境ホルモン 家族を守るおかあさんのひと工夫』監修. ぶんか社, 1998.11
『シャンプーはやっぱり石けんで!! 光学顕微鏡・走査電子顕微鏡による人頭髪及びネズミの観察結果から 改訂版』監修. ゆうエージェンシー, 1999.4
『やっぱり石けんが一番! 市販洗浄剤・純品界面活性剤についての急性毒性比較実験より』生活クラブ生協連合会共監修. ゆうエージェンシー, 2001.5(第2刷)

以上、ざっと紹介しました。
廃版になってしまった本が多いのですが、古本でもいいのでとにかく探して、しっかり読んでください。

【環境問題】【健康問題】を語るとき、その第一歩・スタートラインが、この本を読むことだと思っています。

2023.11.13